初のJ1“新国立”開催! ノーゴール脱したFC東京がアダ&レア競演でG大阪撃破
ゲキサカ / 2022年4月29日 21時2分
なおも攻めるFC東京は後半36分、アダイウトンのミドルシュートが相手に当たってCKを獲得。すると同37分、待望の先制点が入った。小川の右コーナーキックがゴール前に送られ、エンリケのヘッドはクロスバーに阻まれるも、こぼれ球に反応したのはアダイウトン。地を這う強烈なシュートを突き刺した。3試合連続でスコアレスドローのFC東京にとってはこれが4試合ぶりのゴールとなった。
そのまま試合はハーフタイムへ。なかなか攻撃の形がつくれずに苦しむG大阪は坂本に代わって同じ18歳のMF中村仁郎を投入。すると立ち上がりから一気に押し込み、5分にはMFダワンがクロスバー直撃のミドルシュートを放った。対するFC東京も徐々にペースを取り戻し、同12分には松木が強烈なミドルシュート。しかし、GK一森純に阻まれ、プロ初ゴールとはならなかった。
FC東京は後半18分、アダイウトンに代わってレアンドロを投入。レアンドロは2月18日の開幕節・川崎F戦(●0-1)以来の出場となった。すると同20分、ファーストプレーで試合を動かした。ディエゴのボール奪取からレアンドロがドリブル突破をスタートすると、ダワンを背中で制しながらエリア内に侵入。永井が右を走っていたが自分で切れ込み、強烈なシュートを突き刺した。
なおもレアンドロは止まらない。後半32分、永井がDF三浦弦太からボールを奪ってゴール前に侵入すると、GK一森と向き合いながらラストパス。レアンドロが無人のゴールに流し込んだ。ところがここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。永井にファウルがあったとして西村雄一主審はピッチ脇モニターでオンフィールドレビューを行った。モニターでのハイライトを見たG大阪サポーターから怒声が響く中、西村主審は判定を訂正。ゴールは取り消された。
命拾いしたG大阪は後半37分、中村のFKに途中出場のFWパトリックがヘディングシュートを叩き込むも、これはオフサイド。終盤はG大阪が一方的に攻め込んだが、そのままタイムアップを迎え、FC東京が4試合ぶりの白星を収めた。
(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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