山口はホームで劇的勝利! 試合終盤に同点被弾も後半AT6分にFW高木大輔が“意地”の勝ち越し弾
ゲキサカ / 2022年4月30日 16時9分
[4.30 J2第13節 山口 2-1 栃木 みらスタ]
J2リーグは30日に各地で第13節を開催した。15位レノファ山口はホームで18位栃木SCと対戦し、2-1で勝利。3試合ぶりの白星を飾った。
試合は山口が最終ラインからパスを繋いで前進を試みるのに対して、栃木は守備でボールを奪い、そこから攻撃を展開。前半は一進一退の攻防となった。
山口は前半16分、左サイドでボールを受けたFW兒玉澪王斗がドリブルで持ち込みボックス内に侵入すると、ゴール前にグラインダーのクロス。そのボールにMF田中渉が合わせたが、シュートはゴール左に外れて先制とはならなかった。
対する栃木は前半18分、左サイドからDF三國ケネディエブスが右足で入れたボールをFW宮崎鴻がヘディングで逸らしたが、わずかに枠をは外れてゴールとはならない。同32分には右サイドからのコーナーキックをMF福森健太が頭で合わせたが、こちらも枠を捉えることができなかった。
ホームで先制点が欲しい山口は前半34分、左サイドDF橋本健人からのクロスを飛び出してきた栃木GK藤田和輝が弾き切れずボールはファーサイドに。フリーでFW高木大輔がシュートを放ったが、右に外れてゴールネットを揺らすことはできなかった。
スコアレスを前半を折り返すと、後半は山口がゴールに迫る回数が増える。すると、後半12分にホームチームが先にスコアを動かした。DF橋本健人がペナルティーエリア前でボールを受けると、ドリブルで侵入。左足で放ったシュートは藤田の手をかすめると、ポスト内側に当たりそのままゴールに吸い込まれていった。
1点を追う栃木は後半21分に宮崎、MF松岡瑠夢に替えてFW矢野貴章、MFジュニーニョを投入。反撃を試みる。残り15分となり、試合は栃木ペースに。試合の主導権を取り戻したい山口は後半36分にMF池上丈二、FW岸田和人を下げてMF山瀬功治、MF吉岡雅和を送り込んだ。
試合終盤は再び一進一退の攻防となるも、GK関憲太郎、藤田の好対応もあり、スコアが1-0のまま動かない。それでも、後半アディショナルタイム2分、途中出場のMF五十嵐理人が右サイドを駆け上がると、ゴール前に送ったクロスに矢野が合わせて同点弾。栃木が土壇場で追い付いた。
しかし、山口がホームの意地を見せる。後半アディショナルタイム6分、ゴール前でボールを受けた高木が勝ち越し弾。2-1で勝利し、ホームで勝ち点3を積み上げた。
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