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元日本代表監督イビチャ・オシム氏が逝去…母国メディアが一斉に報道

ゲキサカ / 2022年5月2日 1時4分

元日本代表監督のイビチャ・オシム氏

 ジェフユナイテッド千葉や日本代表を率いたイビチャ・オシム氏が80歳で亡くなった。『Klix』など複数のボスニア・ヘルツェゴビナメディアが一斉に報じ、かつて、オシム氏が率いたシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)もその訃報を伝えている。

 旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)出身のオシム氏は、同国代表のほか、パルチザン(セルビア)やナシナイコス(ギリシャ)、シュトゥルム・グラーツの監督を務め、2003年に千葉の監督に就任。06年に日本代表を率いることとなったが、07年11月に脳梗塞で倒れて代表監督を退任していた。

 シュトゥルム・グラーツのクリスティアン・ジョーク会長はクラブ公式サイトを通じて、次のように哀悼の意を表している。

「世紀の監督が、クラブの誕生日に亡くなった。イビチャ・オシム氏は、偉大なコーチであるだけでなく、私が出会うことができた最も素晴らしい人物の1人。彼は私たちのクラブの最大の顔であり、一緒に過ごした多くの時間を決して忘れることはないだろう。彼はサッカーをはるかに超えた影響力を持ち、その言葉は永遠に私たちの心に響くことでしょう。シュトゥルムは、私たちの中に生きていた最も重要な人物の1人を失った。ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます」

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