横浜FM、韓国王者とドローでGL首位突破!! 最後はボール回してWin-Win決着
ゲキサカ / 2022年5月2日 0時53分
[5.1 ACLグループH第6節 全北現代 1-1 横浜FM ホーチミン]
AFCチャンピオンズリーグは1日、H組の第6節を各地で行い、横浜F・マリノスが韓国王者の全北現代(韓国)と1-1で引き分けた。横浜FMはH組首位での決勝トーナメント進出が決まった。
横浜FMは敗れればグループリーグ敗退の可能性がある一戦。前節のホアンアイン・ザライ戦から先発6人を入れ替え、出場停止明けのDF角田涼太朗、DF實藤友紀、MF藤田譲瑠チマ、FW西村拓真、FW宮市亮、FWアンデルソン・ロペスが新たに入った。対する全北現代はすでにグループリーグ突破が決まっていることもあり、MF邦本宜裕がベンチに回るなど、これまで出場機会の少なかった選手も先発に名を連ねた。
試合は前半4分、横浜FMがさっそくスコアを動かした。全北現代のビルドアップを藤田が敵陣右サイドでカットし、そのままゴール前に突進すると、このボールを受けたA・ロペスが完璧な動き出しで反応。相手を背中で制しながら左足を振り抜き、グラウンダーでのシュートをゴール左隅に突き刺した。
ところが横浜FMは前半11分、今度はビルドアップのミスから失点を喫した。實藤のトラップミスを相手に奪われると、カウンターからMFリュ・ジェムンの浮き球パスにMFキム・ボギョンが反応。横浜FMから見てゴール左斜め前の角度がないところからGK高丘陽平の股を抜くボレーシュートを決められた。
その後は一進一退の攻防。全北現代はFWグスタボ、横浜FMは西村がゴール前で決定機をつくるが、シュートは枠に嫌われてしまう。さらに前半45分、横浜FMはFWエウベルの浮き球パスにA・ロペスが頭で合わせるも、GKソン・ボングンがファインセーブ。そのまま1-1でハーフタイムを迎えた。
後半は全北現代に決定機が頻発。それでも12分、途中出場のMFイ・スンギのヘッドはわずかに枠を外れると、19分のグスタボのFKはクロスバーに弾かれる。その後は横浜FMが主導権を握る中、ブロックを組んで守りを固めた全北現代を崩せず。最後は横浜FMがボールを回し、ドローでタイムアップを迎え、両者ともに決勝トーナメント進出となった。
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