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[MOM3824]流通経済大柏DF岡本亮太郎(3年)_CB起用に応えたエアバトラーが果敢なタックルで決定機阻止!

ゲキサカ / 2022年5月2日 7時43分

 結果はスコアレスドロー。「市船には勝たないといけないので、悔しいのが一番ですね。同じ千葉の高校としても勝ちが欲しかったです」と言いながらも、「プレミアでは初めて無失点に抑えられたので、そこは次に繋げられるかなと思います」とも口にした岡本にとって、確かな手応えのある90分間であったことは間違いない。

 兵庫出身の岡本だが、そもそもこの高校に来るつもりはなかったという。「流経がどんなスタイルのチームかも全然知らなかったですし、自分は来るつもりはなかったんですけど、練習会に行ったら受かってしまって(笑)。でも、『強いところに行きたいな』とは思っていましたし、『一番プロに近いかな』とも考えて、流経を選びました」。

「最初はみんなのレベルが高くて、素直に『マジで凄いな』と思いました。正直周りの人たちからは『行っても無理なんじゃない?』と思われることが多かったと感じていたんですけど、実際にやってみて通用する部分もありました」。2年時からプレミアで出場機会を得ると、今シーズンは背番号も4に変わり、ボランチとセンターバックで存在感を示している。

 楽しみにしている“再会”がある。今年からプレミアに昇格してきた桐生一高(群馬)でキャプテンを務めるMF諏訪晃大(3年)は、中学時代に所属していたCOSPA FC時代のチームメイトだ。

「キャプテンで10番を付けているので、実際に対戦したらマジで潰したいです。ポジションもマッチアップするところですし、絶対に負けたくないので、そこは意識していますね。結構仲が良いので、しょっちゅう電話していますよ。『今はどういう感じ?』とか、くだらない話が多いです(笑)」。もともと組まれていた桐生一との開幕戦は延期に。2人は少し先に延びた“再会”を楽しみに待っている。

 高校生活最後の1年。覚悟はとっくに決まっている。「3年生になって、もう高校生活も短いですし、本当に1試合1試合を大事にしていかないと、すぐ終わってしまうので、そういう意識を大切にしていきたいです。個人としては今から全試合ゼロで抑えたいですし、それが自分の役目だと思っているので、まずは絶対に点を決めさせないようにやっていきたいなって。その上で自分の力を全部出して、絶対に三冠を獲って、チームとして最後に笑って終わりたいです」。

 強烈なライバルであり、最高の仲間と切磋琢磨しながら、岡本はこのチームのみんなと成し遂げるべき歓喜を見据えて、自分の武器を磨き続けていく。

(取材・文 土屋雅史)
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