『シャレン!アウォーズ』が5月10日に開催へ!! 全58クラブの取り組みは…

前回ソーシャルチャレンジャー賞受賞の横浜F・マリノス

　Jリーグは2日、今月10日にオンラインで開催される「Jリーグシャレン!アウォーズ」の概要を発表した。「Jリーグシャレン!アウォーズ」は各Jクラブが企業・行政との協働で実施する社会連携(シャレン!)活動を称えるイベント。当日はソーシャルチャレンジャー賞、パブリック賞、メディア賞の各賞に2クラブずつが発表され、表彰される。

　各賞は2021年に行われた合計2144回のシャレン!活動の中から、全58クラブがエントリーした58の活動がノミネート。一般投票に基づいて選考委員会が選考を行う。「その地域にある社会課題解決に対してチャレンジしている」活動を称えるソーシャルチャレンジャー賞、「国や自治体が掲げる政策を活用し、地域の課題解決に向けて、多様なステークホルダーと連携し、持続可能な活動となるように取り組んでいる」活動を称えるパブリック賞、「記者として、自身の媒体に取り上げたいと思う活動である」活動が対象のメディア賞の3賞が選ばれる。

　各賞が発表される第1部は13時30分にスタート。野々村芳和チェアマン、シャレン!活動を担当する高田春奈理事、元川崎フロンターレMFの中村憲剛氏、受賞6クラブの実行委員が出席し、表彰式が行われる。15時からは各受賞クラブによるPRタイムが設けられる第2部へ。1クラブあたり15分程度のPRタイムと質疑応答が行われる。

　「Jリーグシャレン!アウォーズ」特設サイトでは、全58クラブが昨年1年間で行ってきた取り組みを詳しく紹介。農業、健康・医療、福祉、教育、防災、コロナ対策など多岐にわたる活動紹介のエントリーシートをチェックすることができる。

各クラブの活動は次のとおり

▽北海道コンサドーレ札幌
コンサドーレを入口にした生物多様性への取り組み

▽ヴァンラーレ八戸
俺たちのスタミナヴァンたれにんにくマシマシ

▽いわてグルージャ盛岡
ゴミで繋ぐ未来へのパス、グルージャごみゼロPJ

▽ベガルタ仙台
小さくても持続可能な町へベガルタハウスをつくろう

▽ブラウブリッツ秋田
「TDK×ブラウブリッツ秋田」子ども食堂支援

▽モンテディオ山形
ホームゲーム全試合SDGsコーナーの設置

▽福島ユナイテッドFC
福島まつかわ農スポ事業体験イベント

▽いわきFC
【健康課題】健康なカラダづくりプログラム

▽鹿島アントラーズ
鹿嶋市立鹿島中学校企画提案型職場体験学習

▽水戸ホーリーホック
『GRASS ROOTS FARM』始動