リバプールが3年ぶりCL優勝に王手! 前半はビジャレアルに2失点喫すも…L・ディアス投入で流れ変えて3得点逆転
ゲキサカ / 2022年5月4日 5時50分
[5.3 欧州CL準決勝第2戦 ビジャレアル 2-3 リバプール]
UEFAチャンピオンズリーグは3日、準決勝第2戦を行った。FW南野拓実が所属するリバプール(イングランド)とビジャレアル(スペイン)の対戦は、リバプールが3-2で勝利。前半2失点から後半3得点で逆転し、2試合合計5-2で決勝へ。2018-19シーズン以来の優勝に王手をかけた。
4月27日の第1戦では、リバプールが2-0で勝利。20本のシュートを放った一方で、ビジャレアルに枠内シュートを打たせず、完璧な試合運びを見せた。リバプールは4-3-3の布陣で前線3枚は左からFWサディオ・マネ、MFディオゴ・ジョタ、FWモハメド・サラーが並ぶ。一方、ビジャレアルは4-4-2で、2トップは負傷から復帰したFWジェラール・モレノとFWブレイェ・ディアとなった。
試合は開始3分から動く。ビジャレアルは左サイドからクロスが上がり、ファーサイドのMFエティエンヌ・キャプーが折り返し、B・ディアが合わせる。ゴールネットを揺らし、早々に先制点を奪った。
ビジャレアルはその後もG・モレノを中心にボールを保持しながら攻め立てる。前半37分、G・モレノのパスからMFジオバニ・ロ・チェルソが敵陣PA内に進入。しかし、GKアリソン・ベッカーの飛び出しに阻まれた。
だが、前半終了間際に再びスコアを動かしたのは、またしてもビジャレアル。前半41分、DFパウ・トーレスのロングフィードからキャプーがPA右からクロスを上げる。最後はMFフランシス・コクランがヘディングシュートでゴールに流し込んだ。
前半の2得点で、ビジャレアルは2試合合計2-2と振り出しに戻す。前半はリバプールが枠内シュート0本という結果に。ハーフタイムにジョタを下げ、MFルイス・ディアスを投入。後半開始からボールを回しつつ、リバプールがペースを取り戻していく。
リバプールは後半10分、FKを横パスでリスタート。パスを受けたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドは素早く右足シュートを放つが、相手選手に当たりつつ、ボールはクロスバーを直撃。惜しくもゴールとはならない。
しかし、ペースを握るリバプールが待望のゴール。後半17分、MFファビーニョが自ら中盤でボールを運び、右サイドのサラーにパス。サラーから再びパスを受けると、PA右の難しいコースから思い切って右足シュートを放つ。相手GKの股下を強引に通し、ゴールラインを割ってみせた。
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