コロナ禍で打撃受けた県産品を救え…琉球が「シャレンアウォーズ」ソーシャルチャレンジャー賞受賞
ゲキサカ / 2022年5月10日 19時38分
Jリーグは10日、2022年度の「Jリーグシャレン!アウォーズ」の各賞を発表し、FC琉球の「FC琉球県産品&子ども応援プロジェクト」がソーシャルチャレンジャー賞に輝いた。
Jリーグシャレン!アウォーズは、全58クラブが2021年に実施したホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に広く共有したい活動を表彰する取り組み。20年度から始まり、今回が3回目となる。ソーシャルチャレンジャー賞、パブリック賞、メディア賞の3賞が設けられており、いずれも一般投票と選考委員会の選考によって選ばれた。
琉球の取り組みはコロナ禍で打撃を受けた県産品や事業者を支援するプロジェクト。ホームタウンの沖縄県では新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ、主要産業の観光業が大きな損害を受けたほか、観光業に県産品を販売する農水産業にも打撃が及んでいた。そこでクラブはイオン琉球と協働し、県産品をふんだんに使った1食500円の「琉球応援弁当」を企画。クラブがPR役を担い、売り上げに寄与した。
イオン琉球の島袋理奈さんは「これまでは産地からメニューを考えることがあまりなかった。また単価の高いお弁当なので、開発が難しいのではないか、高いし売れないんじゃないかという反対意見も多かったのが事実。ただ社内を説得して、FC琉球さんの強みのPR力も相まって売ることができ、社内でも前向きな意見に変わった。弊社としても学びのある企画だった」と協働による効果を語った。
また県内では非正規雇用率、子どもの貧困率が全国ワーストの数字となっており、クラブは子どもたちへの支援も急務と認識。琉球応援弁当を子ども食堂に寄付し、文化的経験の不足していた子どもたちをホームゲームに招待する取り組みにも乗り出した。これまでクラブの手が届きにくかった離島への取り組みも、イオン琉球の拠点を通じて進んだという。
地域の社会課題に真っ向からアプローチしたプロジェクト。琉球の荻原直樹氏は「われわれは地域に応援していただいているので、困っているところがあれば応援していこうという意識を持っている。イオン琉球さんも社会活動に力を入れているので、ともに活動しやすかった」と前向きに振り返った。
また島袋さんは「企画の一番素晴らしかったことが子供達に夢を持ってもらえたこと。弊社としても新しい産地の魅力を再発見できた」としつつ、「これは予測していなかったことだが、他のメーカーさんにもこういった活動に着目していただいて、新たなコラボ企画をしたいという話があった。他のスポーツチームさんも関心を持っていただいて活動できたことも大きな経験になった」と手応えを語った。
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