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“パリ五輪世代”U-21日本代表候補、J内定者&実力者揃いの全日本大学選抜に屈す…大岩監督「手応えは半々」

ゲキサカ / 2022年5月11日 20時53分

大岩監督の話を聞くU-21日本代表候補

[5.11 練習試合 U-21日本代表候補 0-2 全日本大学選抜]

 U-21日本代表候補は3日間の合宿を終了。最終日には全日本大学選抜と対戦したが、0-2で敗れた。大岩剛監督は試合後の囲み取材で「手応えは半々」と口にした。

 パリ五輪を目指すU-21日本代表は、6月にはAFC U23アジアカップに出場する。今月9日から11日までの3日間で行われた国内合宿では、MF斉藤光毅(ロンメル)やGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)ら海外組、招集されていたものの怪我などで不参加となったFW鈴木唯人(清水)やMF藤田譲瑠チマ(横浜FM)、MF松岡大起(清水)ら主力組は不在だった。それでも大岩監督は初日のオンライン取材で「現在ここに集まっている選手が現時点でのU-21日本代表」と強調。U23アジア杯の“最終選考の場”と語っていた。

 全日本大学選抜に挑んだU-21日本代表候補だが、無念の敗戦。相手チームは大学生とはいえ実力者揃い。DF山崎大地(順天堂大4年/広島内定)、DF中野就斗(桐蔭横浜大4年/広島内定)、DF三浦颯太(日本体育大4年/甲府内定)、MF泉柊椰(びわこ成蹊スポーツ大4年/神戸内定)、FW木村勇大(関西学院大4年/京都内定)、MF落合陸(東京国際大4年/柏内定)ら即戦力級のプロ内定者や、じき内定が決まるであろうレベルの選手たちが名を連ねていた。

 最高の対戦相手に対し、大岩監督は4-3-3の布陣を採用した。唯一出場がなかったFW細谷真大(柏)は直近の試合時間などを考慮されたものであり、そのほかの選手起用も「意図はたくさんあった」と語る。FW染野唯月(鹿島)はトップではなく、インサイドハーフでの出場。「大会中にイレギュラーがあれば、そういうポジションでもやらなければいけない場合があるかもしれない。日頃出ているポジションと違う場所、日頃出ている場所の選手もいる。何ができるかという見極めも少し見れた」。実りのある合宿となったようだ。

 その一方で、敗戦は敗戦。「結果を見ればなかなか伝わってなかったのかなと」と落胆の色を垣間見せながらも「積極的に、前向きにトライしている選手も見受けられた」と評価も。「半々くらいですね、手応えは」と総括する。

「結果は非常に反省すべき結果だと思います。前半はボールを持ちながらも、支配しているとは言えなかった。それはボールの支配なのか、スペースの支配なのか含めて物足りなかった。後半は相手のプレッシャーに対して自分たちがどう運んでいくのか。そういうところの局面の打開は選手個人個人で迷いがあっただろうし、そういうところの改善をしていかないといけない」。

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