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上田綺世がJ1首位タイ8点目!鈴木優磨も“蹴り直しPK”含む2発! 決めるべき人が決める首位・鹿島、札幌相手に4ゴール圧勝

ゲキサカ / 2022年5月14日 16時56分

FW鈴木優磨が2ゴール

[5.14 J1第13節 鹿島 4-1 札幌 カシマ]

 J1リーグは14日、第13節を各地で行い、鹿島アントラーズが北海道コンサドーレ札幌を4-1で下した。FW上田綺世が1ゴール、FW鈴木優磨が2ゴールと強力2トップが躍動。前節の大敗を引きずらないゴールラッシュで今節の首位を守った。

 ホームの鹿島は前節で広島に0-3の大敗。先発1人を入れ替え、負傷のためU-21日本代表候補合宿を辞退していたMF松村優太に代わってMFディエゴ・ピトゥカが入った。対する札幌は前節の京都戦(○1-0)から2人を入れ替え、DF岡村大八とMF青木亮太に代わってDF宮澤裕樹とFWガブリエル・シャビエルが起用された。

 前半1分、札幌はMFルーカス・フェルナンデスが敵陣右サイドでファウルを受けてFKを獲得。これをDF福森晃斗がゴール前に入れるも、味方には惜しくも合わなかった。その後は鹿島の一方的な展開。同5分、MFアルトゥール・カイキのスルーパスを受けたFW上田綺世が切り返しで時間をつくり、FW鈴木優磨の惜しいシュートにつなげた。

 すると前半6分、鹿島が早くも試合を動かした。中盤で前を向いたピトゥカが前線にスルーパスを送ると、近くにいたA・カイキではなく、遠目で最終ラインと駆け引きしていた上田にピタリ。上田がそのまま右足を振り抜き、冷静なシュートでネットを揺らした。上田はこれで今季8ゴール目。京都のFWピーター・ウタカに並んで得点ランキングトップタイに立った。

 なおも攻める鹿島は前半25分、D・ピトゥカのスルーパスに抜け出したA・カイキがGK菅野孝憲にペナルティエリア内ギリギリで倒され、PKを獲得。キッカーを務めた鈴木のキックは菅野のセーブに遭った。だが、ここでVARが介入。菅野のセーブのこぼれ球をクリアした福森が、鈴木が蹴る前にペナルティーアーク内に入っていたとして、PKは蹴り直しとなった。2度目も鈴木がキッカーを務め、今度は見事に成功。鹿島がリードを2点に広げた。

 なおも鹿島は止まらない。前半アディショナルタイム1分、右サイド起用のMF和泉竜司がスルーパスを送ると、これに抜け出したA・カイキが折り返しのラストパスを供給。飛び込んできた鈴木が精度の高いシュートでゴール右隅を射抜いた。鈴木は今季6ゴール目。ウタカ、上田に続く得点ランキング3位に浮上し、得点+アシスト数を10とした。

 鹿島の3-0リードでハーフタイムへ。札幌は前半のうちにDF高嶺朋樹が負傷し、岡村に代わっていたが、 後半開始時には宮澤とシャビエルを下げて青木とFWミラン・トゥチッチを投入し、なんとか反撃を試みた。ところが同3分、鹿島は敵陣右サイドでFKを獲得すると、MF樋口雄太のキックにA・カイキが反応。ヘディングシュートを突き刺し、リードは4点に開いた。

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