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[MOM3845]東福岡MF落合琉鴻(2年)_初出場のフィニッシャーが「1本中1本」決め切り、劇的決勝点

ゲキサカ / 2022年5月15日 21時21分

後半45分、東福岡高MF落合琉鴻(左)が決勝点を喜ぶ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.15 高円宮杯プレミアリーグWEST第7節 東福岡高 2-1 履正社高 東福岡高G]

 プレミアリーグデビュー戦の2年生アタッカーが、勝ち点3をもたらした。前半を1-0で折り返した東福岡高だが、後半は守備に意識を傾けすぎた面もあってシュート数は1-12と劣勢。29分に追いつかれ、その後も押し込まれる展開だった。

 それでも、東福岡は守備陣の奮闘によって1-1を継続。そして、試合終了間際にMF落合琉鴻(2年=アリーバFC出身)の放った後半初シュートが、劇的な決勝点となった。

 45分、東福岡はMF榊原寛太(2年)が左エンドライン際をドリブル突破。そして上げたクロスを落合が渾身のヘッドでゴールへ押し込む。「寛太があそこまで頑張ってくれて、決め切ることができて良かったです。結構攻められていたんですけれども、流れを変えられて、良かったです」という一撃。殊勲の2年生は、耐え抜いた先輩たちと喜びを爆発させていた。

 後半31分の交代でシャドーの位置に入った落合は、「まずは前からボールを追っかけるというところと、クリアボールの起点になろうと」考えていたという。その落合はFWが本職で「決定力というところは、誰にも負けないと思っています。PA内のボールは基本決めれると思います」と自信を口にするプレーヤーだ。この日は文字通り1本中の1本を決め切って見せた。

 落合は「小学校の時、全国(タイトルを)獲っているのを見て憧れて」宮崎から福岡の名門校へ進学。その東福岡で、精神面や運動量の部分での成長を実感しているという。この日はプレミアリーグ初出場にも動じず、自分の強みを発揮した。

「今後も1分でも多く出れるように。どんな状況下でも点を獲ってチームを楽にさせたい。自分が試合を決めるという選手になりたい。将来はプロになって、(先輩の)荒木遼太郎選手のように若手のうちから活躍できる選手に」と意気込む落合が、デビュー戦の自信を胸に公式戦で連発する。
後半45分、東福岡高MF落合琉鴻が決勝ヘッド
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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