トッテナムがアーセナルにプレッシャー…バーンリーに完封勝利で暫定ながらもCL出場圏内に浮上

FWハリー・ケインとFWソン・フンミン

[5.15 プレミアリーグ第37節 トッテナム 1-0 バーンリー]

　プレミアリーグは15日、第37節を開催し、トッテナムがバーンリーをホームに迎えて1-0の完封勝利を収めた。暫定ながらもCL出場圏内となる4位に浮上し、16日にニューカッスル戦を迎えるアーセナルにプレッシャーをかけた。

　前節、アーセナルとのノースロンドンダービーを3-0で制し、CL出場権争いに生き残ったトッテナム。勝ち点3を上積みして、アーセナルにプレッシャーをかけたいバーンリー戦では試合開始から主導権を握って試合を進める。

　前半17分にはトッテナムがゴールに迫る。しかし、左サイドからMFライアン・セセニョンが送ったクロスからFWハリー・ケインが放ったヘディングシュートは、DFネイサン・コリンズにクリアされてしまう。さらに同18分にはMFエメルソンがミドルレンジから狙ったシュートが枠を捉えたが、GKニック・ポープに弾き出されてしまった。

　前半28分にはバーンリーに好機。コリンズのスルーパスからPA内に侵入したFWマックスウェル・コルネが狙うも、シュートは距離を詰めたGKウーゴ・ロリスに阻まれてしまう。すると、同アディショナルタイムにトッテナムが先制に成功。CKの流れからFWアシュリー・バーンズのハンドを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めたケインがきっちり沈めてスコアを1-0とした。

　1-0とトッテナムがリードしたまま後半を迎えると、後半17分にバーンリーがゴールを襲うが、10の強烈なシュートは左ポストを叩いてしまう。同20分にはトッテナムが好機を創出するがPA内から放ったFWソン・フンミンのシュートは好反応を見せたポープにに右手1本で阻まれてしまった。

　後半36分のソンの決定的なシュートを再びポープにストップされるなど、トッテナムに追加点こそ生まれなかったが、バーンリーの反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

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