「誰よりも戦おう」の気持ちを表現。東福岡CB吉田大晃は味方にも厳しく求め続けて勝利
ゲキサカ / 2022年5月15日 23時35分
[5.15 高円宮杯プレミアリーグWEST第7節 東福岡高 2-1 履正社高 東福岡高G]
勝つために必死だった。相手をブロックすると大声で吼え、味方の落ち着きを欠いたプレーを厳しく指摘した。「自分はメンタルだ、と(コーチの)平岡(道浩)先生や(森重潤也)監督からずっと言われてきて、この試合でも絶対に弱い部分は出さないようにして、『誰よりも戦おう』という気持ちでやったので……ちょっと口は悪かったかなと思いますけれども」と苦笑する。
だが、CB吉田大晃(3年=KINGS FC U-15出身)の言葉が、東福岡高を引き締めていたことも確かだ。後半はシュート数1-12という劣勢だったが、練習以上に声を出し続けて2-1で勝利。DFリーダーは、「練習から今日くらいやらないといけない」と新たな声の基準を設定していた。
伝統的に東福岡の守備の柱が背負ってきた「4」の後継者。身長は176cmと特別な高さがある訳では無いが、「ポジショニングやコーチングで自分がいかに相手よりも良い立ち位置を取るかと考えています。もっと強くなって代表級の選手にも勝てるようにしたい」。自分の武器で高校年代最高峰のリーグ戦に挑戦。注目FW相手を封じ込むことを目指している。
「4」を背負うことを意気に感じている。「今まで4番を付けてきた先輩の重みも感じているので、負けないようにしていきたい」。味方に言う分、自分にプレッシャーも掛かるが、求め続けてより強固な守りをするチームへ。この日、仲間たちともに勝ち切ったことはまた一つ自信になりそうだ。
吉田は「これから、みんな頑張ってくれると思います。次にこの勝利を持って行って、良い流れのまま持って行って勝ちたいです」。この日、東福岡は簡単に突破を許すなど課題も多かっただけに、練習から声を掛け合って改善し、白星に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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