初招集なるか!? シュツットガルト伊藤洋輝に森保監督「彼の成長はすごい」冨安の状態にも言及
ゲキサカ / 2022年5月17日 13時1分
日本代表の森保一監督は17日、報道陣のオンライン取材に応じ、アーセナルDF冨安健洋のコンディションに言及した。冨安は現地時間16日に行われたプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦(●0-2)で、右太もも裏を痛めて途中交代していた。
森保監督は「痛みが出てということでの交代だったので心配」としつつ、メディカルスタッフとのやり取りを受けて「まだはっきりしていないということで報告を受けている。これから検査をして状況がはっきりした時に報告をもらえると聞いている」と説明。ブラジル戦など4試合を控える6月シリーズへの招集は「検査結果は出ていないし、今後どういう形でコンディションを見ていくかということで、メディカルとも相談して決めていきたい」と決断を保留した。
冨安は今季、ふくらはぎの負傷による離脱が続いており、4月下旬に復帰したばかり。「アーセナルのメディカルと代表のメディカルはドクターも含めて連絡は取っていて状態を確認している」と話した森保監督は「復帰までの過程については万全な状態に戻して復帰すると聞いていた」と心配そうな様子を見せた。
また日本代表のCBでは、主将のDF吉田麻也も所属先のサンプドリアで出場機会を失っており、コンディションが整わない中での代表合流となる見込み。指揮官は「まず一人の選手として、麻也が持っている最高のパフォーマンスを代表の活動期間で見せてくれることを期待したい。そしてキャプテンとしてチームが成長するよう自分の立場から働きかけをしてほしい」と高いパフォーマンスを求めた。
一方、W杯アジア最終予選の終盤戦でCBの代役を務めたDF板倉滉(シャルケ)とDF谷口彰悟(川崎F)、ドイツ・シュツットガルトで出場機会を得ているDF伊藤洋輝ら計算できる戦力も控えている。
「欧州には他にもCBで活躍している選手がいるし、国内にも若い選手がこれから代表に入っていけるようなポテンシャルを見せている選手もいる。守備もできて、かつ攻撃の起点になれるという現代型のCBができる選手が多くなった。W杯最終予選でもいろんな選手が怪我であったり、不測の事態で招集できなかったりする中、選手層の厚みで日本の総合力が高まったからこそ予選を突破することができた。選手層の厚みを感じさせていただいている」
そう前向きに語った森保監督は、シュツットガルトで今季29試合に出場していた伊藤の存在感を絶賛した。
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