4月の月間優秀監督賞は広島スキッベ監督「チームの活躍があってこそ」J2仙台・原崎監督、J3松本・名波監督

サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督

　Jリーグは17日、4月の月間優秀監督賞を発表し、J1リーグではサンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が選ばれた。広島は4月の5試合で3勝2分の好パフォーマンスを見せていた。

　Jリーグ選考委員会からは「5試合で3勝2分けと負けなし。ゲームモデルも攻撃的で魅力的なスタイルに変貌させた」(柱谷幸一委員)、「充実の内容に結果が伴い、5戦無敗。敵を圧倒するプレッシング・フットボールを実装した手腕に加え、新鋭の満田 誠やベテランの柏 好文を生かす采配、適材適所も光った」(北條聡委員)と称賛の言葉。スキッベ監督は「チームのパフォーマンスの象徴としての受賞であり、この賞の大半はチームの活躍があってこそだと思っています。支えてくれている選手、チームスタッフ、ファン・サポーターに感謝したいです。ただし、戦いはまだまだこれからです。今後もチーム一丸となって戦い、順位を一つでも上げられるように頑張っていきたいと思います」と述べている。

　J2からはベガルタ仙台の原崎政人監督。Jリーグを通じて「今回受賞できたのは選手、スタッフ、フロント、チームがひとつになり、1年でのJ1復帰を目指して戦っていること、ファン、サポーターやスポンサーのみなさまの温かい後押しを評価していただいたからだと思っています。チームはまだ成長段階です。上へ這い上がるためにも日々のトレーニングを大切にし、更に強いチームを目指します。これからもサッカーの力で宮城県をはじめ東北全体を盛り上げ、Jリーグの発展に貢献してまいります」と喜びを語った。

　J3からは松本山雅FCの名波浩監督。Jリーグを通じて「たいへん光栄に思います。試合で結果を残してくれた選手と、それを支えるスタッフ、そして何よりスタジアムやDAZNを通じて応援してくださるファン・サポーターの皆様と共にいただいた賞だと思っています。これからも皆さんと一緒に戦い、シーズンの最後に目標が達成できるようにがんばります。引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。
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