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2位鹿島もリード守れず足踏み…浦和がショルツPK弾で7戦連続ドロー

ゲキサカ / 2022年5月21日 19時1分

 すると前半40分、浦和が同点のチャンスを迎えた。左サイドを深く突破したDF明本考浩が左足でクロスを送ると、スライディングで止めにかかった関川が右腕でブロック。いったんはそのままプレーが流されたが、ボールがピッチから出た後、西村雄一主審がVARの助言を受けてプレー再開を制止。オンフィールド・レビューを行い、浦和にPKを与えた。キッカーはDFアレクサンダー・ショルツ。これをゴール左隅に沈め、1-1となった。

 そのまま試合は後半へ。すると鹿島が一気に猛攻を仕掛け、クロスから立て続けにゴール前の見せ場を作った。そして後半5分、A・カイキのロングフィードに和泉が抜け出し、ワンタッチで折り返すと、上田がゴール前で反応。だが、わずかに中に入りすぎ、ゴールには至らない。対する浦和も直後、カウンターからチャンスを創出。ところがラストパスの精度を欠き、シュートまで打ち切れなかった。

 後半16分、鹿島は鈴木が敵陣右サイド深くで明本からボールを奪い、そのままドリブルでゴール前に侵入。ゴール前にラストパスを送ったが、DF岩波拓也にブロックされた。鈴木はピッチに倒れ込んで悔しさを表現。このCKをMF樋口雄太がゴール前に入れるも、味方には合わなかった。一方の浦和も同21分、岩尾のスルーパスにユンカーが抜け出し、三竿をかわして右足で狙ったが、枠を外れた。

 その後も見所あふれる攻防は続く。鹿島は後半23分、波状攻撃から常本がクロスを送ると、上田が懸命に身体を伸ばしてヘディングシュート。これが枠内に向かうが、西川にキャッチされる。浦和は同24分、明本が敵陣左サイドで倒されてFKを獲得。同25分、岩尾の鋭いキックに明本が反応し、バックヘッドでゴールに押し込んだ。だが、西村主審はここで浦和の攻撃側ファウルを宣告。明本が合わせる前に岩波が常本を倒していたとして、ゴールは認められなかった。

 浦和は後半29分、MF関根貴大と伊藤に代わってMF大久保智明とFWアレックス・シャルクを投入。鹿島は同30分、和泉が鋭いターンから縦パスを刺し、A・カイキが振り向いて右足シュートを狙うも、これも西川の横っ飛びに阻まれる。同35分にはA・カイキに代わり、ルヴァン杯で2ゴールを挙げたMF土居聖真を入れた。

 鹿島は後半43分、右サイドでボールを受けた樋口がカットインから左足で狙うも、これは西川の正面。その後は浦和が猛攻を仕掛け、途中出場のFW松尾佑介、岩尾、ユンカーが次々に決定的なシュートを放ったが、ゴールを割ることができずそのままタイムアップ。1-1のドローに終わった。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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