大阪桐蔭注目の2年生CB尾崎凱琉が追う中高先輩の姿。「将来は弦太選手を超えるような選手になりたい」
ゲキサカ / 2022年5月24日 12時45分
―去年、全国大会を戦って感じたことは?
「3回戦の静学は怪我で出られなかったんですけれども、1、2回戦は今まで感じたことのないスピードとかがあって、全国のレベルはそこで実感できました」
―良いプレーができたから代表にも選ばれたと思うが、どのようなところを出せた?
「自分はサイズがあるので競り合いの部分だったり、またスピードにも自信があるので、そこを活かしたカバーリングなど守備面では凄く通用したと思います。でも、自分はその時まだビルドアップの判断とかが全然遅くて、良い判断ができていませんでした。今年はその面も代表で経験できたので、ビルドアップの部分でも大分成長できたと思っています」
―代表に初めて呼ばれた時の心境は?
「(永野)監督からまず電話が来て、率直に嬉しかったです。今まで代表とかナショトレの経験とか全くなくて、本当に下から這い上がってきた感じなので、最初、代表なんかでやれるのかなという不安もありました。でも、行ってみたら実際、練習の空気とか代表は一人ひとりが喧嘩しながら、言い合いながらやっていて、世代のトップクラスの選手たちのレベルを凄く実感できて刺激にもなりましたし、自分の通用する部分とか、逆にまだまだの部分とか知れたので、凄く良い経験になったと思います」
―愛知では県選抜くらい?
「はい。県トレには選ばれていたんですけれども、スタメンではありませんでした」
―大阪桐蔭で成長した。
「最初の頃から、ビルドアップの判断が悪いと監督から凄く言われていて、練習からそこの判断とか、常に相手と周りを見るようにしたら、段々判断もできるようになって、落ち着いてプレーできるようになりました」
―今日のトレーニングでは、判断の遅れや判断を持続するところをみんな指摘されていたが、その中で尾崎君は落ち着いてプレーしていた印象。
「意識してこの1年間やってきたので、今はチームメートとか他のDFに比べて落ち着きや良い判断を持っていると思っています」
―代表でクソっと思うこともあった。
「競り合いとかスピードの部分は自分でも自信がついて、通用したんですけれども、一個前の17の時は自分は一週間前に捻挫してしまって右足を使わずにやっていたんですけれども、ビルドアップでミスが出てしまったり、周りの選手に比べてコーチングが足りなかったり、存在感があまり出せていなくて、そういうところはチームに帰ってもっと伸ばしていきたいと感じました」
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