打倒・神村、打倒・大迫。鹿児島城西MF小堀優翔主将が決勝で「チームを勝たせるプレー」誓う
ゲキサカ / 2022年5月28日 8時5分
[5.27 インターハイ鹿児島県予選準決勝 鹿児島実高 0-2 鹿児島城西高 OSAKO YUYA stadium]
鹿児島城西高の“心臓”だ。昨年から先発を務めるMF小堀優翔主将(3年=太陽SC出身)が1ボランチとして気の利いた動きの連続。運動量を増やして味方をサポートし、セカンドボール回収や、ダイレクトのフィードなど一つ一つの役割を実践していた。
ただし、本人は前半からボールを受ける回数を増やせず、チームをコントロールできなかったことを反省。「自分がもっと存在感を出して守備、攻撃のゲームコントロールをもっとしないといけないなと思いました」と首を振る。
そして、「ボールを受けるだったり、縦パスを入れるだったり、ポジショニングをもっと。引き出す動きを何回も続けて、相手が困ってきた時に自分がミドルシュートを打ったりしてチームを勢いづけられたらいい」と自身に求めた。MF原田天(3年)、FW前田隼希(3年)の強力2シャドーのサポート役として縦パス、サイドを変えるパスも意識していく。
「打倒・神村」への挑戦を続けてきた。「去年の決勝は(延長後半に)同学年の(大迫)塁に決められてしまったので。小学校から自分は(大迫と)同じポジションで市内のチームでマッチアップする回数も多くてライバル意識というか、自分は目指してきた選手でもあるので、明日は塁よりもしっかり目立ってチームを勝たせるプレーができれば良いと思っています」。
決勝でチームが勝つことが第一。そのために神村学園高の“心臓”であるMF大迫塁主将(3年)のプレーを制限し、自分がより多くボールに絡んで、ゴールと無失点に貢献して勝つ。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022
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