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プレーも、意識の高さも“超高校級”。神村学園FW福田師王は妥協せず、「同年代を圧倒」「何でもできる」ストライカーへ

ゲキサカ / 2022年5月29日 9時53分

「決めないといけないので。満足しないで、上の世代に入っていけないと思うので、結果にこだわっていきたい。同年代だったらもっと圧倒していきたいです。鹿児島県民ってガッツがあるじゃないですか。(自分の原点でもある)それを忘れず、たくさんのアイディアをまた付けていけたらと思います」

 理想とする姿は遥か先にあるようだ。本人にとっては、1年365日あっても「足りない」くらい。少しでも課題を潰し、外国人相手でも負けないフィジカルや馬力、技術力、そして何よりもこだわる決定力を身に着けなければならないと考えている。

 すでに同年代の選手たちがプロデビュー。いち早く上の年代の代表チームに個人昇格している福田だが、怪我が長引いたこともあってライバルたちに先を行かれている感覚を持っている。「(焦りが)結構あります」。プロの中で揉まれ、成長を続ける同期たちに追い付くためにも、立ち止まってはいられない。

 怪我が続いてプレーが限られた中、成長できた面もある。怪我をしない体作りの大切さに気づき、よりケアに時間を掛けるようになった。ボールを蹴れない期間も徹底した体幹トレーニング。この日もより強度、鋭さを増した肉体でゴールへ迫り続けていた。

 高校選抜の活動などによってチームから離れていたため、コンビネーションの構築はこれから。恵まれたというチームメートとともに日本一を目指すインターハイへ向けて福田は、「結果残さないと、代表とかも残っていけない」。鹿児島のプレーも、意識も、“半端ない”ストライカーは自身の成長とゴール、勝利を重ね続ける。
福田はゴールを決めると、“ムバッペポーズ”のゴールパフォーマンス
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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