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攻撃好調のFC東京、渡邊凌磨2発&ディエゴPK弾で3ゴール快勝!! 首位鹿島はまたも大量失点で3戦勝ちなし

ゲキサカ / 2022年5月29日 17時1分

 そして前半43分、FC東京がまたしてもスコアを動かした。ハーフウェーライン付近の左サイドでアダイウトンがブエノとの1対1を制し、背後に抜け出すと、斜めのパスがディエゴに入り、DF三竿健斗に寄せられながらもボールをキープ。これをMF安部柊斗が右につなぐと、渡邊が1点目同様の形で走り込み、今度はファーサイドネットに突き刺した。

 一方、前節の鳥栖戦に続いて前半のうちに2点ビハインドとなった鹿島。前半アディショナルタイム3分、上田が長友とのデュエルに勝利した直後、渡邊に倒され、ゴール左斜め前の良い位置でFKを獲得した。だが、キッカーを務めた上田のシュートは精度を欠いて壁に直撃。そのままハーフタイムを迎えた。

 後半は立ち上がりから鹿島が一気に圧力をかけ、セットプレー構成でゴールに迫る。ところが後半5分、FC東京はDF森重真人のインターセプトからカウンターをスタートさせると、松木の縦パスをディエゴがフリックし、アダイウトンが左サイドを突破。ブエノを抜き去ったところで倒され、PKを獲得した。キッカーはディエゴ。独特の助走でクォンを足止めし、ゴール左隅に流し込み、リードを3点に広げた。

 鹿島は鳥栖戦と同様に後半開始直後に0-3とされる苦しい展開。それでも鳥栖戦と同じく、ここから反撃に出た。DF安西幸輝のパスを受けたA・カイキが左サイドを攻め上がり、長友の股を抜いて横パスを送ると、途中出場のMF和泉竜司が軌道を変え、ペナルティエリア際で待っていた上田がワンタッチシュート。ゴール左隅に突き刺し、リーグトップの今季10ゴール目でようやく1点を返した。

 さらに勢いを保つ鹿島は後半12分、右サイドに流れた鈴木のクロスに和泉が合わせ、惜しくもゴール左へ。同14分、DF常本佳吾のクロスに上田が頭で合わせるも、これもゴールマウスを外れた。劣勢となったFC東京は同17分、長友と渡邊を下げ、FW永井謙佑とDF中村帆高を投入。攻守に活力を加えた。

 その後はFC東京が持ち直し、アダイウトン、ディエゴ、永井の3トップによるカウンター攻撃が威力を発揮。惜しいチャンスを次々に作り出した。だが、クォンのビッグセーブなどに阻まれ、追加点は奪えない。鹿島は同38分、A・カイキがゴール前の決定機を迎えたが、シュートは小川が完璧なブロック。FC東京も最後の局面でなんとか耐え抜く。

 鹿島は後半43分、相手CKを起点にカウンターを仕掛け、途中出場のMF土居聖真がゴール左斜め前からシュート。だが、中村にプレッシャーをかけられ、ゴール右に外れた。同45分、鹿島は鈴木がエリア内で小川に倒されたように思われたが、木村博之主審はPKのホイッスルを鳴らさず。VARチェックを経ても判定は変わらなかった。試合はそのままタイムアップ。鹿島は3試合連続の足踏みで、横浜F・マリノスの結果次第で、今節にも首位陥落の可能性が出てきた。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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