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[MOM3857]C大阪U-18MF清水大翔(2年)_ほんの少し先の“未来”はずっと先の輝く“未来”へ。若桜の異才、覚醒中

ゲキサカ / 2022年5月30日 7時19分

 本人もそのことはよくわかっている。「僕自身は体も小さいですし、線も細くて、対人も強いわけではないんですけど、守備の部分ではポジショニングやゴールに直結するところを防ぐという部分では、良い立ち位置を取れたと思います。攻撃では自分自身にも後半はゴールを狙えるチャンスがあった中で、シュートの本数が少なくて、パスの方を優先してしまったという面では、反省して次に繋げられればいいなと感じています」。自己分析もきっちりと、丁寧に言葉にできるあたりからも、クレバーさが窺える。

 ジュニア時代は京都の長岡京SSでプレー。1歳上には静岡学園高のMF高橋隆大(3年)やガンバ大阪ユースのDF桒原陸人(3年)も在籍していたチームで腕を磨きながら、スクールに通っていた京都サンガF.C.のU-15のセレクションにトライするも、結果は不合格。練習参加を経て、雰囲気の良かったC大阪U-15へと進んだ経緯がある。「もともと寮にするつもりもあったんですけど。やっぱり家が良いなと(笑)」、今は電車で練習へと通っているというが、「公共交通機関の乗り継ぎがいいところなので、来るのは簡単ですね」とさらり。やはり生粋のサッカー小僧だ。

 参考にしている選手は、聞けば納得。「外国人で言えばやっぱりイニエスタ選手で、日本人だと大島僚太選手です。センスでやっている部分ももちろんあると思いますけど、『いつそこを見ていたのかな?』『そういうパスはどうすれば出せるのかな?』ということをメチャメチャ考えさせられるような選手たちなので、そういう人たちは参考にしています」。

 その上で、自分が目指すべきイメージも明確だ、「見ている人が『おお!』となるような、パスで驚きのあるプレーができる選手になりたいと思っています」。

 桜色のユニフォームに袖を通した異才。清水が多彩な色で塗り上げていくピッチ上の“景色”は、もっとずっと先の輝く“景色”にそのまま直結している。

(取材・文 土屋雅史)
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