「昔からやりたいと言っていた」鎌田大地が森保Jのインサイドハーフに意欲
ゲキサカ / 2022年5月30日 12時49分
ヨーロッパリーグ(EL)優勝という大きなタイトルを勝ち取って日本代表に戻ってきた。昨年11月以来の代表復帰となったMF鎌田大地(フランクフルト)は合宿初日の30日、オンラインで取材に応じ、「シーズンの始めはコンディション的に難しかったけど、そこは元に戻ったと思うので、終わり良ければすべて良しではないけど、すべてが良くなったのかなと思う」と充実のシーズンを振り返った。
「(ELは)僕にとっての初タイトルだったので、それが一番の収穫だと思う」。今季はブンデスリーガ32試合に出場し、4ゴール3アシスト。ELでも13試合で5ゴール1アシストを記録し、チームのタイトル獲得に大きく貢献した。
20-21シーズンはリーグ戦で5ゴール15アシストを記録していただけに、本人も「数字の部分では昨季より劣ったというか、アシストがかなり減った感覚はある」と認めるが、「同じポジションだけど去年とはまた違う役割を任されていた。去年より数字は落ちたけど、監督からの信頼は勝ち取ることができたと思うし、試合数が多い中、多くの試合にスタメンで出ることができてタフさも戻ったと思う」と力説した。
特にゴールやアシストという数字には表れない守備面での貢献があった。「今のフランクフルトの監督は守備に厳しい監督で、ただボールを奪いに行くだけではなく、正しいポジションに立ち返る、正しいポジション取りをする。それがなかなかできない選手も多いし、難しいけど、今の監督は僕のそういうところも評価してくれていた」。それはたとえ攻撃的な選手でも変わらない。
「僕自身、守備をするモチベーションが上がったし、すごい良かった」という鎌田は「ヨーロッパリーグのバルセロナ戦でもウエスト・ハム戦でも監督は『君が自分たちの守備で一番大切な選手だった』と言ってくれた」と明かした。
代表から離れることでクラブに集中できたことも良い方向に作用した。「(代表に)選ばれなくなってからチームにフォーカスできたし、選ばれなかったから落ち込んだとかも一切なかった。代表ウィークでリフレッシュもできたし、今思えばプラスな部分もあったのかなと思う」。そう振り返ると、自身が不在の代表チームに対しては「W杯の出場権を取らないと、W杯に行く可能性もなくなるし、W杯に出られる可能性もなくなる。チームのみんなには勝ってほしいと思っていたし、そこが本音」と、勝利を願うだけだった。
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