[MOM3860]米子松蔭FW山本隼(3年)_開始25秒でゴール奪取!! 2発で4強へ導いた「相手を怖がらない」ストライカー
ゲキサカ / 2022年5月30日 21時34分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.30 インターハイ鳥取県予選準々決勝 米子松蔭高 6-0 鳥取商高 鳥取県フットボールセンター大山]
開始直後にめぐってきたチャンスを逃さなかった。キックオフ直後の25秒、相手ゴール前へのロングボールを鳥取商高の守備陣が処理できず、こぼれ球がエリア内の米子松蔭高FW山本隼(3年)の元へ。浮き球を左足ボレーで合わせ、いきなりスコアを動かした(公式記録の得点時間は1分、35分ハーフ)。
倉吉総合産高と対戦した昨年度の準々決勝、何度も決定機を作りながら1点が奪えず、0-0からのPK戦で敗れた苦い記憶を振り払う一撃。「こぼれてくる気がしたので、狙っていた」というチャンスで慌てずにネットを揺らし、その後のゴールラッシュにつなげた。
3-0で迎えた前半10分にはゴール前中央のスペースに走り込んでパスを受け、トラップで相手DFをかわしてから右足で決めて自身2点目を奪った。その後も「(FW黒田宏希との)2トップで、ゴールの幅で動くことを意識しながら裏のスペースを狙った」と振り返るプレーで攻撃をけん引。後半に決定機を逃してハットトリックこそならなかったものの、後半20分に交代で退くまで相手の脅威となった。
井上桂監督が「どんなスペースでもビビらず飛び込んでいけるし、相手を怖がらない」と評するストライカーは、昨年度まで13大会連続16回の全国高校総体出場を誇り、6月4日の準決勝で対戦する米子北高との一戦でも活躍が期待される。「フィジカルとスピードで抜け出して、ゴールを決めたい」とイメージを膨らませ、「試合への入りで、まず自分たちのペースに持ち込みたい」と意気込む。
それ以上に重要視するのは、仲間を勇気づけるプレーだ。「前線で気持ちを見せて、チームを鼓舞したい」。強敵にも臆することなく立ち向かい、勝利へのゴールを決めてみせる。
(取材・文 石倉利英)●【特設】高校総体2022
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