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“格上相手”は慣れたもの…? ブラジル戦へ燃える久保建英「マジョルカのような戦いはしたくない」

ゲキサカ / 2022年6月4日 13時17分

「あくまでもマジョルカでは、チームの質、チームのレベルというところで、相手がたとえばレアル・マドリー、バルセロナだったら事実として差がある。真正面から張り合って勝てないから、そうした戦術で勝負しているというのがクラブ活動。代表もそういった部分で勝てないと思わているからこそ、そういう意見が記者から飛んでくるんだと思う。それは選手としても受け止めないといけないけど、キリンチャレンジカップは1試合ですし、そんな重く受け止めることをせず、勝つかもしれないので。そこは始まらないとわからないし、もともと世界を見据えてとやっているわけで、戦い方を決めるのは僕ではなく監督だけど、僕の勝手な予想だけどいつもどおり行くんじゃないかと思う」。

 そうした中、ブラジル戦で問われるのは久保がどのようなパフォーマンスを発揮できるかだ。2日のパラグアイ戦は後半26分から右ウイングでピッチに立ったが、なかなか持ち味を見せられず。他の選手が次々とアピールに成功した中で難しい一戦となった。久保自身も「代表に帰ってきて一旦フラットな状態からの1試合目で、立ち位置が嫌でも見えてきたので焦りが生まれた」と反省点を真摯に見つめつつ、「今度はイチから割り切ってやれる。もう焦りとかはない」と冷静に消化しようとしていた。

 そしてブラジル戦では「僕はビッグゲームで自分の出来に満足ができなかったことがあまりない」と自信を見せる。今季でいえば負傷からの復帰直後に決勝ゴールを決めた昨年12月4日A・マドリー戦や、切れ味鋭いドリブル突破で相手にイエローカードを連発させた3月14日のR・マドリー戦が象徴的。そのほかにもチームが一方的に劣勢を強いられる中、孤軍奮闘の印象を見せた試合もいくつかあった。

「格上の相手に『ああ僕、消えていたなあ』とか『僕、負けていたなあ』と思ったことがプロになってからはあまりない。そういった意味で僕はやれると思うので、あとはどういった形か。チームがうまくいっていて出番がないかもしれないし、チームがうまくいっていなくて残り15分くらいで出されることもあるし、いろんな可能性を考えながら感覚だけは研ぎ澄ませておきたい」

 そうしたビッグマッチへの強さの理由を「相手が強ければ強いほど燃える。負けている試合のほうがいいパフォーマンスが出せる。マジョルカでは負けてしまうことが多くてそういう環境になりがちだけど、FC東京でも負けている時の方がいいパフォーマンスを出せていた。相手が強くて、チームメートが劣勢のほうがいいパフォーマンスが出せる」と自ら分析した久保。劣勢が想定されるブラジル戦、生き残りをかけた21歳は間違いなく燃えている。

(取材・文 竹内達也)★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
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