ウクライナ代表ジンチェンコ、母国を守るため最前線で戦うことを志願していた
ゲキサカ / 2022年6月5日 17時34分
マンチェスター・シティに所属するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコは、ロシアからの軍事侵攻を受けた母国を守るため、最前線で戦うことを志願していたようだ。イギリス『ザ・サン』が2日に伝えている。
今年の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった。ジンチェンコは攻撃によって変わりゆく故郷の光景に心を痛め、また、祖父と叔母が国外へ脱出することを拒むと、自らがロシアと戦うことを志願。しかし、家族や友人の説得を受け、シティでプレーを続けることを決意したようだ。
シティでプレーをすることで国民に勇気を与えながら、できる限りの支援を続けたジンチェンコ。母国の状況を広く知らせるために貢献し、試合当日の朝でも友人にウクライナに必要な機材を運ぶ車への積み込みを手伝えないかとメッセージを送り、また、国立銀行へ多額の寄付をし、他のサッカー選手と協力して戦地に必要な物資を届けた。
また、休みの日には、祖国を守るウクライナ兵と定期的に連絡を取り、鼓舞。戦争が終わったら、マンチェスターで盛大なパーティーを開くことを約束しているようだ。
そんなジンチェンコは、今季プレミアリーグ15試合で4アシストを記録し、2連覇に貢献。優勝が決まった最終節の試合後には、トロフィーに青と黄色の国旗を巻きつけると、抑え込んでいた感情がこみ上げ、涙を流して母国を思いやった。
ジンチェンコがトロフィーに“誇り”を
ウクライナは5日にカタールW杯欧州予選プレーオフ決勝でウェールズ代表と対戦。ジンチェンコは「事実上の決勝戦のようなものだ。一人一人が人生で最高のパフォーマンスを見せなければならない。そうすれば何が起こるかわかるだろう」と最善を尽くすことを誓う。4大会ぶり2度目の本戦出場をウクライナ国民に届けたい。
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