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日本vsブラジル 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年6月5日 20時52分

―明日のゲームプランをどう考えているか。
「ゲームプランは攻撃も守備もまずはアグレッシブに仕掛けていくところを入りの部分から、勇気を持ってアグレッシブにプレーしてほしい。その後だが、これまでやってきたことを出せるようにという部分。アジアの戦いではボールを持てる時間があったが、ボールを持たれる時間もあると思う。積極的に入りの部分で戦うところから、相手にボールを持たれた時には相手の嫌がるいい守備をチームでしながら、ボールを奪うチャンスを逃さない、ボールを奪って素早い攻撃につなげていくところ、そして相手にスピードを止められた時には全員が勇気を持って関わって、ボールを保持しながら相手の守備網を崩していけるようにしたい。また守備から攻撃のところ、守備でしっかり我慢しながら攻撃につなげていくところをしていきたい。ただ試合展開はどうなるかわからない。コンセプトは同じで、いい守備からいい攻撃にというのは変わりない。対戦相手との力関係、調子、そして攻撃の時間が長くなるのか、守備の時間が長くなるのかはチームとして共有してやってきた。全体的なコンセプトは変わらず、状況に応じて臨機応変に戦っていくところを出せれば。そういう意味でブラジルは分析の機会を与えていただいたが、見れば見るほどいろんなことができるチームだと思う。ブラジルは華麗にプレーしているだけかというと、泥臭く、我慢強く、粘り強くやることをやって、全員が持っているものを最大限発揮している。学ぶべきものがたくさんあるので、いろんなことを感じながら、目線は同じで、われわれはできるという思いを持って戦ってほしい」

―強化試合として臨むのか、W杯本番を意識して臨むのか。
「キリンチャレンジ杯でブラジルという強豪と対戦させていただき、マッチメークに尽力してくださった方々に感謝したい。W杯を見据えて戦うというところはわれわれが積み上げていかないといけないところ。強化試合の中でも1試合1試合、結果の責任は問われる。われわれも勝利にこだわりながら、公式戦であっても親善試合であっても結果にこだわって戦ってきた中で、いろんなトライ、チャレンジをするところをやってきた。それは変わらず、目標のW杯で最強チームを作る中で、1試合1試合積み上げていけるように戦いたい」

―ハイプレッシャーへの対策を具体的に教えてほしい。
「ボールを奪った瞬間、即座に奪い返しに来ると思うので、そのプレッシャーに遭ってもう一回ボールロストして攻撃されるのか、プレッシャーを回避してゴールに向かっていけるのか、ボールを保持できるのかは試合展開に大きな影響を及ぼす。奪った瞬間、われわれが守備をしながら攻撃に移るときにプレッシャーをかいくぐっていけるかをチームとして共有しながら戦いたい。明日の試合の中で、(ブラジルの)韓国戦もそうだったが、ボールを持たせてもらえる時間帯もあると思うので、そこは選手にはボールを持てる時間、ボールを持つために自信を持ってボールを動かしながら、ボールの移動中にできるだけポジションを取って、いいポジションから相手の守備網を崩していけるように、そういう展開を多く作れるようにと思っている。守備から攻撃に移った時のプレス回避をできるかだと思う。オリンピックであったり、世界の強豪とこれまでのW杯であったり、強化試合であったりした時、その部分で切り替わった時に相手に喰われてしまうのか、プレッシャーを回避できるのかというところで試合結果が違ってきた過去の歴史がある。そこを一つ、予測力を速くして、判断を速くして、攻撃に移っていけるようにしたい。W杯で結果を残すためにも予測力をどれだけ上げられるかがテーマになるので、明日の試合もそれを意識して臨みたい」

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