[MOM3878]帝京長岡DF森健太朗(3年)_その男、伏兵にあらず。「ずっとドキドキワクワクしていた」DFが延長V弾で堂々主役に!
ゲキサカ / 2022年6月5日 21時45分
今シーズンのスタート時にはレギュラーを手にしていたものの、ケガもあって出場機会が減少していた。だが、そこで腐っていても始まらない。「たとえば試合前に“飲むゼリー”は学校で準備するんですけど、そこでいち早く動いて準備したり、ホテルでもスタメンがリラックスして休めるように荷物を持ったり、いろいろな手伝いをしてきました。チームが勝つことが一番ですし、スタートの選手が活躍してくれることが一番なので、そのために『自分には何ができるかな』と考えながら行動していました」。
今、自分の為すべきことをしっかり実行する。そのメンタルはもともと持ち合わせていた。日常は必ず、ピッチでのパフォーマンスへと繋がっていく。この決勝では、森の為すべきことがゴールだったということだろう。こういう人間のいる組織は、強い。
中学時代は石川のエスポワール白山でプレーしていたが、帝京長岡という進路には、“先輩”の影響があったという。「自分の4つ上になる立正大の冬至直人選手と小学校の時のチームが一緒で、そのチームを教えていたコーチに薦められて、そのまま練習参加に行って、声を掛けてもらえたので、帝京長岡に決めました」。入学当初はレベルの高さに戸惑ったが、今ではこの2年間で着実に成長してきた手応えも掴んでいるようだ。
自らの活躍で手繰り寄せた全国大会。自分の為すべきことに、想いを馳せる。「自分が出るとしたらディフェンスラインなので、ビルドアップだったり、最後に身体を張って守るところだったり、求められることは高くなると思うんですけど、しっかり頭を使って、監督やコーチの話を聞いて、頑張りたいです。でも、またコーナーに入りたくなっちゃいますね(笑)」。
その男、伏兵にあらず。セットプレーの時には、対戦相手も森の『主役をさらう気』にご注意を。
(取材・文 土屋雅史)●【特設】高校総体2022
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