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U-21日本代表はU-23世代の優勝候補サウジと痛み分け…ゴールに迫るも結実せず、終盤に藤尾が退場

ゲキサカ / 2022年6月6日 23時51分

 それでも日本の勢いは続く。前半36分、前線の鈴木唯と藤尾のプレスからボールを奪い、細谷がPA手前までドリブル。PA左ライン上でパスを受けた斉藤がカットインから右足シュートを放つが、相手GKのファインセーブにはじかれた。

 単発のカウンターを防ぎつつ、日本が積極的に攻勢を強める。だが、前半はスコアレスで折り返した。

 日本は後半開始から攻撃を続ける。後半2分、左サイドから細かいパスで展開すると、最後は斉藤が渾身の右足シュート。しかし、ボールの軌道はゴールから逸れる。その2分後には再び左サイドから決定機。加藤と斉藤の連係から加藤が左足でクロス。だが、ファーサイドの藤尾には合わなかった。

 日本は後半16分に交代カードを切る。斉藤を下げ、MF三戸舜介(新潟)が投入された。同28分にはビルドアップのミスからアンマールにシュートを打たれるが、鈴木彩が頭上にはじく。

 両者疲労も見られた後半30分過ぎに試合が動く。中盤で藤尾が相手選手と交錯する。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入り、主審がモニターで確認。藤尾がひじを当てたとみなされ、イエローカードからレッドカードに変更。退場処分となった。

 数的不利となった日本は後半37分に2枚替え。細谷と山本に代え、FW中島大嘉(札幌)とMF松岡大起(清水)が入る。さらに43分には鈴木唯も下がり、MF山田楓喜(京都)が入った。

 終盤には立て続けにピンチを迎えるが、鈴木彩が好セーブでゴールを許さない。後半アディショナルタイムには三戸が右足ミドルを放つが、枠を捉えない。試合はそのまま決着つかず、スコアレスで終了。グループDの上位対決は痛み分けに終わった。

(取材・文 石川祐介)●AFC U23アジアカップ2022特集ページ

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