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日本vsブラジル 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年6月7日 1時58分

―右サイドバックでプレーした長友の評価は。
「(長友)佑都の右サイド起用という部分では、我々の戦いの中でまた一つオプションが増えたと思っている。強い相手になればなるほど彼がこれまで経験してきたことが出てくる。対人の強さではビニシウスに対しても互角に戦っていた。世界のトップトップでプレーしてきた彼の力は国際大会のレベルが上がったとき、世界で戦ううえで必要な要素というところをプレーで見せてくれていると思う。彼は今、Jリーグでプレーしているが、世界で戦うことを目標にしている選手がたくさんいると思うので、局面の対人の強さは世界を目指す上で絶対にやっていかないといけないところであり、彼は良い見本を見せていたと思う」

―ロシアW杯のベルギー戦以来の強豪国との試合だった。
「選手たちのメンタリティーとしては、FIFAランク1位のブラジルに対してもFIFAランク1ケタ台の強豪国に対しても、メンタリティーではまったく負けていない頼もしさ、自信を見せていた。厳しい当たりは当たり前で、理想的ではなくても、互角に戦っていけるというのはこれまでのW杯の経験で持ってくれていたのかなと思う」

―交代は試合展開で決めたのか。
「今日の戦い方のプランとして、基本的には最終予選で中心となった選手を起用しながら、試合の流れによって交代カードを使っていこうと考えていた。その中で三笘や柴崎、後半の頭から鎌田を入れたのは、我々がチャレンジしていくうえで、守備の粘り強さと、攻撃でギアを上げていくところの両方を試せるようにということを考えて、今日の選手起用になった。0-0の展開でも彼らが守備でも貢献してくれて、攻撃のギアを上げてくれると想像しながら起用しようと思っていた。三笘は攻撃だけのカードと考えられているというのをメディアの皆さんの記事で見たが、アジア最終予選のオーストラリア戦もそうだったように、守備も非常に力を付けていて、ハイインテンシティーの中で守備にも貢献し、攻撃で良さを出すところが成長しているところだと思う。守備のことも期待しながら攻撃のギアを上げてくれることを考えて起用した」

―スピードタイプの古橋、前田を1トップで起用したが。
「数は少なかったが、背後への狙いを持ったランニングだったり、実際にチャンスになりかけたシーンも作っていた。それをより多くできるように、チームの戦い方のクオリティー、縦に早いクオリティーを上げていけば、彼らはもっと生きるのかなと思う。スピード系の選手の起用ということだが、(古橋)亨梧にしても(前田)大然にしても、起点になるプレーも成長している。守備でも前線で2度追い、3度追いできるし、パラグアイ戦でも大然が2度追いしたことで得点につながった。総合的に考えたときに、スピードのある選手で、起点にもなれて、守備でも貢献できるということで起用している。大迫がいないということで、違うタイプの選手を起用していると見られがちかもしれないが、起点という部分でも彼らには期待していきたいと思っている」

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