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切磋琢磨する仲間が揃う“パリ五輪世代”U-21日本代表…GK小久保玲央ブライアン「本当にいいチーム」

ゲキサカ / 2022年6月8日 9時16分

 その良好なライバル関係はチーム全体にも広がる。7日の練習に参加したのは、前日のサウジアラビア戦で出場時間が短かった、または出場がなかった選手たち。だが、決して腐ることなく、集まった選手同士で和やかな空気を作りながらトレーニングに励んでいた。

 初戦に出場しながら、第2節はDF半田陸(山形)に出番を譲ったDF内野貴史(デュッセルドルフ)も、チームの良質な雰囲気を語る。「みんな絶対に悔しい気持ちは持っている。自分も2試合目、外から見ていて悔しかった。でも、試合の後に監督に言われましたけど、悔しい気持ちをいい方向に持っていけば、チームとして全体がグッと上がっていく。悔しい気持ちを各自が正しい方向に向ければ、自分が出たときにいいプレーができる。次にサポートに回った選手が、その選手をサポートしなきゃいけないという雰囲気にもなります。チームとして戦えているというのは、このチームの強みでもある」。

 この世代はコロナ禍の影響もあり、代表活動に縁遠かった選手も多く、また飛び級選出の選手もいる。だが、大岩監督体制発足の3月からここまで、短期間でもチームの結束は強い。「自分が最年長ですけど上下関係もなく、年下の(松木)玖生だったり(チェイス)アンリだったり、全員が仲がいい。そこは本当にいいチーム」(小久保)。パリ五輪を目指すためのタフな道のり。ともに歩み続けるための関係性は徐々にできあがっているようだ。

(取材・文 石川祐介)●AFC U23アジアカップ2022特集ページ

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