[MOM3906]瀬戸内FW浦岡龍之介(3年)_成長証明のアタッカー、自画自賛の鮮やか逆転弾で「もっと歓声を!!」
ゲキサカ / 2022年6月12日 19時30分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.12 インターハイ広島県予選決勝 瀬戸内高 2-1 広島皆実高 広島広域公園第一球技場]
1-1で迎えた後半29分(40分ハーフ)、瀬戸内高FW浦岡龍之介が左サイドでパスを受ける。次の瞬間、内側をDF池田航陽(3年)が縦に走り抜け、広島皆実の選手2人を引きつけた。「航陽がインナーを走って自分がカットイン、という形を持っていた」という浦岡が、内側に持ち込んで目の前の相手を振り切り、エリア外から右足を振り抜くと、カーブがかかったシュートがファーサイドのネットを揺らして決勝点となる2点目が生まれた。
決めた浦岡は、してやったりの表情で両手を耳に当てて『もっと歓声を!!』のゴールパフォーマンス。「あの場面で決められる勝負強さは、成長した証だと思う。気持ち良かったです」と笑顔で自画自賛したアタッカーは「あの位置に行ったらファーサイドに打とうと決めていた。航陽にも感謝しなければいけないです」とチームメイトのサポートもあってのゴールだと強調した。
今大会、決勝までは苦しい状況が続いていた。5月末の1回戦と2回戦は体調不良でベンチメンバーから外れ、6月第1週の3回戦も調子が上がらずベンチ外。その間チームは3試合続けて1-0の辛勝で、「決定力が足りず、体調が悪い中でも、自分ならやれると思っていた」と振り返る。準決勝で初めてベンチ入りしたが、出場したのは後半アディショナルタイム。だが決勝は後半13分から出場し、田中健二郎監督から最も長くチャンスを与えられていた。
登場直後から「相手の足が止まっている時間帯なので、ひたすら仕掛けろと田中先生に言われて、意識していた」というドリブル突破で相手の脅威に。加えてフィニッシュでも結果を残し、「決まったときは『自分ならやれるだろうな』と思った」と胸を張った。
前半に先制される苦しい展開で、鮮やかな逆転ゴールを決めて勝利に貢献し、次は全国での活躍を見据える。「スピードにも自信があります。他の人とは違うタイミングや、間の取り方だと思っているので、全国で通用するところを見せたい」という決意をプレーで体現し、夏の大舞台でもチームを勝利に導く。
(取材・文 石倉利英)●【特設】高校総体2022
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
いろんなことがあった死闘カタール戦、幕開けは開始1分余り山田楓喜の先制弾「積極的に行こうと決めていた」
ゲキサカ / 2024年4月26日 2時27分
-
J1撃破の瞬間ベンチで涙「グッとくる」 G大阪で挫折…感極まる24歳に感動の声「泣いた」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月25日 7時10分
-
J2秋田がJ1湘南に逆転勝利!! 延長前半にFW小松蓮が決勝ゴール
ゲキサカ / 2024年4月24日 21時42分
-
「良いところまで行こう」ではなくて「タイトルを獲ろう」。2024年の大成は歴史を変えるための大いなる冒険に挑む!
ゲキサカ / 2024年4月22日 19時22分
-
[プリンスリーグ中国]岡山学芸館が3発快勝で白星発進…昇格組・高川学園が広島ユースセカンドを下す:第1節
ゲキサカ / 2024年4月6日 18時18分
ランキング
-
1今永昇太がナ・リーグの月間新人賞! カブス1年目〝ノーストレス〟で快進撃
東スポWEB / 2024年5月4日 0時7分
-
2巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目
スポニチアネックス / 2024年5月3日 20時54分
-
3巨人・大勢「違和感があって腕振れなくなった」「このままだと投げられないというか、抑えられないと」
スポニチアネックス / 2024年5月3日 22時23分
-
4真美子夫人の指輪を拡大すると「好感度高い」 大谷翔平との違いに目を凝らすXユーザー続出
THE ANSWER / 2024年5月3日 15時3分
-
5佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください