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先輩たちのおかげで積めた経験…成長へと結び付けた和歌山北、近大和歌山との一進一退の攻防を制す!!

ゲキサカ / 2022年6月13日 14時55分

 勝敗を分かつ瞬間が訪れたのは、延長後半3分。和歌山北は、MF柴田幹宗(3年)がクロスを上げると、ニアに走り込んできたMF川崎陽大(3年)がゴールを奪う。柴田は延長前半に、川崎は後半の終盤に投入された選手だった。

 和歌山北の中村大吾監督は試合後、「相手は攻撃のバランスも良く、ボールの取りどころが作れない厳しい時間もあったが、奪った後の動きや交代選手の活躍など、チームとしての成長を感じた」と振り返った。

 和歌山北は、今季よりプリンスリーグ関西2部に復帰。中村監督は、「県外の強豪チームと毎週戦わせてもらうことで、プレー強度やちょっとしたミスを見逃してもらえないことを肌で感じてきた。その経験が、今大会の結果にも繋がった」と語った。

 キャプテンの森井もまた、「去年の決勝で負けた経験もあったけれど、今年はさらにプリンスリーグでも戦わせてもらっている」ことが成長に結びついたとし、「いずれも先輩たちのおかげで経験できていることなので、感謝している」と話した。

「メンバー外の部員たちが、スタンドからの応援で一緒に戦ってくれたからこその優勝」だとも話していた森井。自分たちがしてもらったように、一段上の経験を後輩たちに繋げたい。全国大会では、「僕たちのいる和歌山北高という学校を広く知ってもらえるよう、1つでも多く勝ちたい」と力を込めた。

(取材・文 前田カオリ)●【特設】高校総体2022

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