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3失点に絡んだ吉田麻也「あれで試合を壊してしまった」今後への“改善点”とは

ゲキサカ / 2022年6月14日 23時20分

DF吉田麻也(サンプドリア)

[6.14 キリン杯決勝 日本0-3チュニジア パナスタ]

 カタールW杯出場国のチュニジアに0-3の大敗を喫した日本代表。その失点すべてに絡んだDF吉田麻也(サンプドリア)は厳しい表情でオンライン取材に対応した。「僕のミスもあるし、自分たちのミスからの失点がこの4試合すべてで出てしまっている。課題は明確」。本大会まであと5か月、改善の必要性を強調した。

 0-0で迎えた後半9分、相手のロングボールを起点に攻め込まれると、裏を取られた吉田は相手FWに後ろからスライディングを敢行。先制点につながるPKを与えた。「シンプルに僕の個人的なミス。連係というか、入れ替わった時に強いて言えばもうちょっとスライドしていないといけなかった。それを考慮してもあそこで滑っちゃいけない。あれで試合を壊してしまったのは間違いない」。直後にはピッチに崩れ落ち、GKシュミット・ダニエルに抱き起こされるまで動けないほど悔やまれるミスだった。

 また後半30分にはシュミットとの連係ミスから相手にボールをかっさらわれ、あっけない形で追加失点を許すと、アディショナルタイム3分には自身が奪いに行ったところを入れ替わられ、カウンターからのミドルシュートでダメ押しゴールを献上。「一つ目のミスが起きても、二つ目、三つ目のミスが起きないようにみんなでカバーしないといけない」。相棒のDF板倉滉が数的不利のカウンター対応で存在感を見せていただけに苦しさがいっそう目立った。

 チームのキャプテンとしても、試合運びでの課題が目立った。「前半は守備が硬くて、ボールを持たせてもらっていたけど、アフリカの予選でもブロックを固めてカウンターを武器にしていたと思うし、前半で仕留められなかったからこそ、後半に拮抗しているときに我慢しないといけなかった」。本大会でのグループリーグ第2戦では同様の戦いが想定される中、「教訓にしないといけない」と悔やむしかなかった。

 この一戦での戦いぶりを経て「課題は明確」と振り返った吉田。「W杯に出るチームは簡単にプレスに行ってもハマらない。剥がされるシーンはあったし、ボールを持たれるのもあったので、そこのところの守備の守り方をもう一回、一から再確認しないといけない。また(本大会の)2戦目でこういう展開になることを考えると、ブロックを作る相手にどう揺さぶるか、どこでミスをしたらいけないかを確認しないといけない。ボールを持っていて、動かして、形を持っている相手に予想以上に守りが固かった。なかなかチャンスを作れなかった」。本大会まで残された代表ウィークは9月の2試合のみ。課題の改善は間に合うか。

(取材・文 竹内達也)
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