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レアル会長がムバッペ獲得失敗について言及「彼は別のサッカー選手になった」

ゲキサカ / 2022年6月16日 13時58分

パリSG残留を決断したFWキリアン・ムバッペ

 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がパリSGのFWキリアン・ムバッペとの契約失敗以来、初めて口を開いた。スペイン『マルカ』が伝えている。

 ムバッペを巡っては、レアルが数年前から獲得を狙い、同選手の契約が切れる今夏にフリートランスファーで迎え入れることが既定路線とみられていた。しかし、フランス代表FWは先月に一転して残留を決断。パリSGとの契約を2025年まで延長した。

 ペレス会長は『エル・チリンギート』のインタビューで次のように語っている。

「彼の夢はレアル・マドリーでプレーすることだった、私たちは昨年の8月に獲得しようとしたが、彼ら(パリSG)は彼を外に出さなかった。それでも彼はマドリーでプレーしたいと言い続けていたが、15日ほど前、彼は状況を変えてしまった」

「これは、私が連れて来たかったムバッペではない。彼は夢を変えたに違いない。彼は変わってしまった。他のオファーを受け、すでに別のサッカー選手になっている。レアル・マドリーには、クラブの上に立つ者はいない。彼は偉大な選手であり、他の選手よりも勝つことができる。しかしサッカーは集団スポーツであり、私たちには変えることのできない価値観や原則がある」

 ムバッペは契約延長の際、将来的なレアル行きについて否定はしなかった。ペレス会長も現時点で3年後はどうなるか分からないと語っている。
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