1年前は不足していた「シュートを打つ」積極性。MF三觜真生が湘南工科大附を全国へ導く決勝点
ゲキサカ / 2022年6月18日 19時56分
[6.18 インターハイ神奈川県予選準決勝 桐蔭学園高 1-2 湘南工科大附高]
1年前の前回大会、湘南工科大附高は同じ代表決定戦(県準決勝)で敗退。0-2から1点を返し、ボールを支配して猛反撃したものの、次の1点を奪えずに涙を呑んだ。その敗戦を経験しているMF三觜真生(3年=FC湘南出身)が、1年後の代表決定戦で決勝点を決めた。
後半3分、湘南工大附はFW岩崎由磨(3年)がPA内右から中央へ切れ込む。ここでDFに止められたものの、「仲間が体を張ってボールを残してくれたので、決めることができました」という三觜が狙いすました右足アウトサイドシュートでゴールを破った。
右拳を握りしめた三觜はその後、人差し指を突き上げる。ベンチ方向へ走り出したところで興奮した味方に引き倒されたが、笑顔を崩さずにタッチライン際の輪の中へ飛び込んだ。「嬉しかったです」。このゴールは1年前のリベンジのゴールだった。
三觜は「前回のインターハイ準決勝で敗れて、自分たちの代になって『絶対に全国大会に出るぞ』となっていました」という。1年前の反省点は「自分で積極的にシュートを打つということが足りなかったです」。そのことを忘れず、積極的に放ったシュートが校名変更後初となるインターハイ出場をもたらした。
攻守に渡る運動量と周囲を活用する上手さを備える三觜は3年前、関東大会に出場した湘南工大附の繋ぐサッカーに魅力を感じて進学。そのスタイルの中心選手の一人として全国舞台に立つ。「出るとなったら、絶対に全国1位狙って頑張りたいです」。全国大会でもチームのために走り、積極的にシュートを放つ。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
慶應義塾が「神栖ワールドユースフットボール」で1位Tへ進出し、貴重な経験。得点源のFW阿部雄大主将「役割を果たさないといけない」
ゲキサカ / 2024年7月16日 21時43分
-
神栖ワールドユースフットボール準決勝でインハイ出場校対決。耐えた帝京が2年生FWの一発で追いつき、尚志にPK戦勝利
ゲキサカ / 2024年7月15日 22時43分
-
【EURO2024決勝】スペインが大会史上最多4度目の優勝!イングランドを2-1で撃破し、3大会ぶりの栄冠
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月15日 6時8分
-
「隙を突いて、隙を与えない」。長崎総科大附が長崎準決勝を4-0で突破し、宿敵とのリベンジマッチへ
ゲキサカ / 2024年6月28日 11時56分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
ランキング
-
1「たかがタバコで何を騒いでいる」 猪瀬直樹氏、喫煙疑惑「体操女子」19歳・宮田笙子に私見「こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか」
J-CASTニュース / 2024年7月19日 10時54分
-
2他の選手の飲酒・喫煙の有無を確認へ パリ五輪出場辞退の宮田笙子は「1度だけ」…日本体操協会、緊急記者会見で説明
スポーツ報知 / 2024年7月19日 15時8分
-
3五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
-
4体操女子エース・宮田笙子 喫煙に加え飲酒行為も発覚 味の素NTCで… 無念のパリ五輪辞退
スポニチアネックス / 2024年7月19日 14時17分
-
5体操女子・宮田笙子、喫煙及び飲酒発覚でパリ五輪出場辞退「事実が確認できた」補欠の杉原愛子は繰り上がりならず
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月19日 14時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)