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[MOM3923]市立船橋DF藤田大登(3年)_「増嶋効果」を体現、攻守で全国切符獲得に貢献

ゲキサカ / 2022年6月21日 18時0分

 藤田は、180センチほどのサイズはあるが、際立った身体能力を示すタイプではない。頭角を現したのは、今シーズンに入ってからだが、経験を積んでたくましさを身につけている。センターバックを組むDF懸樋開(3年)は、170センチ弱と小柄だ。空中戦を含めて競り合いでは、大きな責務を担い「自分が引っ張っていって、市立船橋の守備を支えなければいけないという責任がある」と覚悟を持って守備にあたっている。目指す先には、身体能力がずば抜けていなくても名門を引っ張ってくれた先輩の姿がある。「1年の時に、石田侑資さん(鳥取)がいた。同じチームにいるだけで気持ちも楽になるような存在だった。自分も後輩からそう思われるようなセンターバックになりたい」と絶対的な信頼感のあるストッパーへの成長を思い描いている。

 藤田の得点で追いついた市立船橋は、延長後半に藤田とセンターバックを組む懸樋がFKの流れから決勝点を決めて、3-2で勝利。長身FWに立ち向かった守備陣がセットプレーの機会を生かし、2点を奪って勝ち切った。過去最多9度の優勝記録を持つ市立船橋の目標は、日本一しかない。守備の大黒柱を目指す藤田は「やっぱり、自分たちの目標は、日本一。千葉県を優勝するのも目標ではあったけど、通過点。これから、またプレミアリーグも始まる。(1勝2分4敗で降格圏の11位と)下位に沈んでいるので、ここから1つ、2つとギアを上げて、全国で優勝できるようにしたい」と次の舞台に臨む意気込みを示した。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2022

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