どうしても欲しかった結果。昌平のU-17高校選抜MF篠田翼が埼玉決勝で先制弾
ゲキサカ / 2022年6月20日 20時50分
[6.19 インターハイ埼玉県予選決勝 昌平高 2-1 成徳深谷高 NACK]
ゴールを欲していたアタッカーが、大一番で先制点を叩き出した。前半18分、昌平高MF篠田翼(3年=FC LAVIDA出身)が、MF荒井悠汰(3年)の左足シュートのこぼれ球に反応。「ボール転がった時に『もう打てる』と思って、スライディングで振って、それが入ったという感じです」。今大会初戦に続くゴールが決まると仲間たちが一斉に駆け寄り、ベンチの藤島崇之監督も大喜びしていた。
「点獲れ、と常に伝えていました。チャンスメークや推進力はある。あれは良いゴールでした。練習の中でも常に意欲を持ってやってくれている」と藤島監督。1年時の選手権でいきなりゴールを決めている篠田は今年、U-17日本高校選抜にも選出されているが、チームで得点を挙げられていなかった。
強烈な推進力でゴールへ迫るなど強みを発揮する一方、プリンスリーグ関東1部は現在無得点。篠田は「点の意識が薄かったかなと思います。打てるところで(ドリブルで)抜いたり、振れるところでやめたりというのがあった」と自己分析する。
だが、日常からゴールを意識してきたMFは決勝で、「絶対に点を獲りたいという思いがあった。きょうはあそこ打てると思って振ったので」という一撃。そのシュートへの姿勢がチームにとっても大きな先制点に繋がった。
U-17日本高校選抜のチームメートたちの活躍は意識しているという。「結構、SNSで他の子が代表選ばれたり、結果出しているのを見て、自分も負けていられないと思いましたし、俺もやっているんだというのを見せたいなというのがありました」。その思いも表現するゴールだった。
この日は得意のドリブルでPAへ切れ込むシーンも。また、後半にはFWへポジションを移して守備面でも奮闘した。目標は高校からのプロ入り。「アピールしたい」という篠田が全国大会でもゴールを決めて評価を高める。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高校屈指のボールハンターが鮮烈ミドル弾。市立船橋MF峯野倖は攻守で違いを示し、結果を残して評価を変える
ゲキサカ / 2024年7月7日 8時39分
-
[MOM4759]尚志MF大内完介(3年)_京都MFの助言で前向きに。復調の「点を取れる」レフティーが2試合連続決勝点
ゲキサカ / 2024年7月6日 23時58分
-
[MOM4756]大津MF嶋本悠大(3年)_2発に加え、PK獲得。注目ボランチが“基準”の質と強度、得点力も示す
ゲキサカ / 2024年7月2日 9時34分
-
「いいプレーだけじゃ終われない」。昌平MF大谷湊斗主将は中盤で違いも、もっと結果にこだわる
ゲキサカ / 2024年6月25日 11時8分
-
後半、「最後の局面でやらせない」を全員で表現。大宮U18が昌平に追いつき、勝ち点1奪取
ゲキサカ / 2024年6月24日 20時49分
ランキング
-
1エース不在の体操女子日本代表 4人で決戦の地パリ入り
スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時10分
-
2五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
-
3《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
4他の選手の飲酒・喫煙の有無を確認へ パリ五輪出場辞退の宮田笙子は「1度だけ」…日本体操協会、緊急記者会見で説明
スポーツ報知 / 2024年7月19日 15時8分
-
5「たかがタバコで何を騒いでいる」 猪瀬直樹氏、喫煙疑惑「体操女子」19歳・宮田笙子に私見「こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか」
J-CASTニュース / 2024年7月19日 10時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)