前回インハイで優勝&得点王の先輩に続くか。昌平のFC東京内定MF荒井悠汰「結果を残したい」
ゲキサカ / 2022年6月21日 6時12分
[6.19 インターハイ埼玉県予選決勝 昌平高 2-1 成徳深谷高 NACK]
「今回、チームのみんなのお陰で行けたので、全国では自分が結果を残したい。(結果とは)ゴールです。(得点王)獲ります」。昌平高のエースMF荒井悠汰(3年=FC LAVIDA出身)がインターハイでのゴール量産を誓った。
今年2月に23年シーズンからのFC東京加入内定が発表され、2種登録選手としてルヴァン杯に出場。U-18とU-19日本代表候補にも選出されている注目選手はこの日、成徳深谷高から試合を通して警戒されていた。
特に前半は右サイドでボールを引き出し、幾度もドリブル突破にチャレンジ。柔剛兼備のレフティーは、2人に対応されても強引にその間へ切れ込み、得意の左足を振ろうとする。前半18分には中で仕掛けて左足シュート。DFに当たったこぼれ球をMF篠田翼(3年)が拾い、先制点に繋がった。
この後も右サイドからのカットインシュートや、ドリブルで斜めに切れ込んで決定的なラストパス。デュエル勝負では圧倒的なパワーで相手DFをグラつかせていた。DFラインをサポートする形で守備でも勝利に貢献していたが、無得点。「FC東京の練習ではオフの部分で成長できたと思っていて、(今日も)背後取ったり、決定的なチャンスが作れていたので、そこをアシストや得点にこだわっていけたら良い」と語った。
今年はFC東京に合流している期間が長かったため、コンビネーションの部分をここから向上させていかなければならないが、荒井はそれ以上に自身のメンタル面改善の必要性を口にする。
「メンタルがちょっと弱いのでもっと鍛えないといけない」。対戦相手にとって荒井は“有名人”。そこでドリブルをカット、またシュートブロックできれば「やれる」という自信にもなる。この日の成徳深谷も荒井へのタックルが決まると、ベンチ含めて大盛り上がり。その状況が続くと、10番は落ち着きを失ってしまうところがまだあるようだ。
「取られた時の煽ってくる感じだったり、自分の中でメンタルがちょっと弱いので、そこはもっと強くしていかないといけない。頭こんがらがったり、ヤバイヤバイとなって。(今日も)焦っちゃってシュートが上手く行かなかったり、パスがズレたりしていたので、メンタルのところをもっと鍛えていかないと」。1年時から大舞台を経験し、プロデビュー戦でも堂々の動きを見せていた。だが、本人はどんな状況でも冷静にプレーできる力を求めていく。
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