昌平MF篠田翼が2つのビッグプレー。好調継続し、プロへアピール
ゲキサカ / 2022年6月26日 8時54分
[6.25 高円宮杯プリンスリーグ関東1部7節 昌平高 3-2浦和ユース 昌平高G]
注目ドリブラーが、インパクト十分の活躍をしてのけた。昌平高(埼玉)のU-17日本高校選抜MF篠田翼(3年=FC LAVIDA出身)は、浦和ユース相手に1ゴール1アシストを記録。いずれも相手を落胆させるようなビッグプレーだった。
1-0の前半8分、篠田は自陣の低い位置からドリブルを開始。「(かわしたのは)3人くらい。(抜け出した)チソッ(鄭志錫)がいて、あっち出そうと思ったら、相手が動いてくれて。一個抜いて自分でも行こうかなと思ったんですけれども、(荒井)悠汰がいたんで当てれば行くかなと思って出しました。あれは結構良いプレーだったかなと思っています」。味方の動きをおとりにしながら1人で敵陣中央までドリブル。MF荒井悠汰(3年)のゴールをアシストすると、抱擁して喜んでいた。
さらに前半16分には、「出すなと思ったのでスタートダッシュで取れた」と相手のビルドアップをインターセプト。一気にPAへ持ち込むと「あれは得意な形。いつも斜め45度の角度は自分練習していて、試合で出せたので良かったです」という右足シュートをゴールへ流し込んだ。
プリンスリーグ序盤戦は無得点。ゴール前でシュートへの積極性を欠き、その一方で獲らなくてはいけないという焦りもあったという。だが、インターハイ予選の決勝で先制点をマークするなど、結果が出ていることで精神面が充実。「ドリブルは元々得意ではあったんですけれども点を獲れたので良くなった」とドリブルにも好影響を及ぼしているようだ。
前半は、ボディフェイントを入れながらDFのスレスレのところで「突破する」ドリブルでも相手を苦しめた。一方で後半は浦和ユースの2種登録選手、右SB稲垣篤志(3年)に3度仕掛けて全て失敗。「まだまだ練習しないといけない」と首を振る。
プロ志向の篠田にとって、将来へ向けて重要な夏。「結果を出さないと見てもらえない。ここで満足しないで、また全国大会もあるので、全国大会で結果を出して声を掛けてもらえればいい」と力を込めた。好調を維持し、ゴール・アシストでチームの勝利に貢献し続ける。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
●高円宮杯プリンスリーグ2022特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4759]尚志MF大内完介(3年)_京都MFの助言で前向きに。復調の「点を取れる」レフティーが2試合連続決勝点
ゲキサカ / 2024年7月6日 23時58分
-
ハーフタイムに響いた「戦術に感情を乗っけろ!」という指揮官の檄。湖国の海賊・近江は4連勝中の神戸弘陵をホームで撃破!
ゲキサカ / 2024年7月1日 19時34分
-
先発復帰から2戦連発。スーパーゴールの栃木U-18MF中村脩人は「もっともっと点数取って」存在感を高める
ゲキサカ / 2024年7月1日 6時7分
-
「いいプレーだけじゃ終われない」。昌平MF大谷湊斗主将は中盤で違いも、もっと結果にこだわる
ゲキサカ / 2024年6月25日 11時8分
-
後半、「最後の局面でやらせない」を全員で表現。大宮U18が昌平に追いつき、勝ち点1奪取
ゲキサカ / 2024年6月24日 20時49分
ランキング
-
1オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
2【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
3MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
4《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
5吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください