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[関西選手権]赤黒の10番から緑の11番へ。大阪体育大MF佐藤陽成は新たなステージで日々奮闘中

ゲキサカ / 2022年7月8日 7時15分

「6月のリーグ戦は全部先制点を獲れていたんですけど、今日の試合は獲れなくて、ちょっとみんな焦っていて、1点獲れたけど、そこからも攻めあぐねましたね」と振り返った佐藤は、次々とアタッカーの交代カードが切られる中でも、ピッチに立ち続け、次の1点を狙い続ける。



 終盤には決定的なチャンスを創出する。40分。ここも右サイドを好連携で崩すと、マイナス気味にピンポイントのグラウンダークロスを中央へ。あとは決めるだけというようなボールだったが、チームメイトの放ったシュートは、枠の上へと消えていく。そして、その2分後に失点。大阪体育大は勝利を得られず、総理大臣杯の出場権も手にすることは叶わなかった。

「もっとゴール前に入って行けるシーンがあったので、そういうところはまだまだだなと思いますし、何回か良いクロスは上げられましたけど、もっとクロスの質を良くすれば点が決まるシーンもあったので、そういうところは改善していきたいです」。

「11番という良い番号をもらえて、決定的な仕事をもっとしないといけないなと思っていますし、得点を獲らないといけないシーンで、シュートを選択しないでパスを出したりしてしまうので、そういうところは決め切れるようにしたいです」。

 次々に口を衝くのは課題ばかり。本人の意識の中には「1年生だから」とか、「まだチームに加わったばかりだから」というような意識は微塵も透けて見えない。なぜなら、佐藤には明確過ぎるぐらい、明確な目標があるからだ。

「やっぱりU-18にいた時に、トップチームでのキャンプに参加してもやれる印象もあったんですけど、強化の人から見れば『まだまだだな』ということを伝えてもらったんです。だから、今は大学でもっと経験を積んで、ゆくゆくはコンサに戻れたらいいかなと思っています」。

 再び赤黒のユニフォームに袖を通すその時まで、とにかく、前へ、前へ。緑の11番。佐藤陽成。大阪のピッチで、日々奮闘中。



(取材・文 土屋雅史)●第100回関西学生L特集

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