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首位追走の鹿島は痛恨のドロー…札幌は連敗を2でストップ

ゲキサカ / 2022年7月10日 20時6分

首位追走の鹿島は痛恨のドロー…札幌は連敗を2でストップ

[7.10 J1第21節 札幌 0-0 鹿島 札幌ド]

 J1リーグ第21節が10日行われ、14位北海道コンサドーレ札幌(23)と2位鹿島アントラーズ(38)が対戦した。試合は終盤にかけて互いにゴールに迫るも無得点。0-0で勝ち点1を分け合った。

 札幌ドームで行われた一戦は、2連敗中3試合ぶりの勝利を目指す札幌と首位横浜F・マリノス(43)追走に向けて負けられない鹿島が激突。試合は開始からボールを握ったホームチームが攻め込む時間が続いた。

 前半5分には、ペナルティーエリア内右でボ-ルを受けたMF金子拓郎がカットインから左足を振り抜くも、シュートは枠を大きく外れる。同7分には金子のスルーパスに抜け出したFW興梠慎三が決定機を迎えるも、こちらはオフサイドの判定となった。

 その後も金子、MF荒野拓馬が右サイドで起点となりゴールに迫るも1点が遠く、主導権を掴みながらも先制点が奪えない。それでも、鹿島の枠内シュートをゼロ本に抑え、スコアレスで前半を折り返した。

 迎えた後半は一進一退に展開に。後半6分には鹿島のDF広瀬陸斗が左サイドから右足で入れたボールにFWエヴェラウドが飛び込むも、札幌の守護神GK菅野孝憲がタイミングよく飛び出して空中戦を制した。

 札幌は後半27分、右サイドから金子が左足で対角に入れたアーリークロスを途中出場のDF福森晃斗が頭で折り返すも、ゴール前の味方が合わせきれず。そこから怒涛の攻めで鹿島ゴールを脅かすも、牙城を崩すことができない。

 鹿島は後半37分に札幌DF高嶺朋樹のフィードをDF常本佳吾が跳ね返すと、そのボールに抜け出したMFアルトゥール・カイキがボックス内右に侵入。ゴール左に強烈なシュートを放ったが、菅野が好反応を見せて右に飛び弾き出した。

 試合はその後互いに攻勢を強めるもスコアレスでタイムアップ。札幌は連敗を止める価値ある引き分け。鹿島は首位追走に向け、痛いドローとなった。
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