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U-17アジアカップ予選へのサバイバル。U-16日本代表候補は2連戦第1試合で市立船橋に3-0勝利

ゲキサカ / 2022年7月14日 16時44分

 U-16代表候補は後半開始から右SB三宮稜大(京都U-18)、望月、FW仲山獅恩(東京Vジュニアユース)をピッチへ送り出し、山本虎を再投入した。仲山の中央突破、スルーパスから石山が右足を振り抜くなどチャンスを作るが、結果を強く求める選手たちの強引な仕掛け、シュートはなかなか追加点に結びつかなかった。

 12分にGKステイマンジョシュア草太郎(G大阪ユース)を投入。また、後半は上原、國岡、今富、山崎が再投入され、中でも森山監督から峯野とともに「刈る能力がある」と認められた左SB上原は1対1で相手を潰しきっていたほか、跳躍力を活かしたヘッド含めて奮闘する。

 市立船橋は切り替えの速い守備で対抗。後半半ばにはMF藤代俊幸のクロスにMF並木耀大が飛び込むなど、連続でゴール前のシーンを作り出した。一方のU-16代表候補は、好パスを2本、3本と通していたCB鈴木の縦パスから仲山がドリブルシュートへ持ち込むなど追加点を狙う。

 そして、35分、右の三宮がGKとDFラインの間へグラウンダーのラストパスを入れる。中央の山崎はわずかに届かず、ボールはそのままエンドラインを越えるかと思われた。だが、左SHへポジションを上げていた吉永が猛然と走り込み、スライディング。エンドラインギリギリで合わせた一撃がゴールラインを越え、2-0となった。さらに1分後、シュートのこぼれ球を狙っていた望月がDFの寄せよりも速く右足でゴール。最後まで攻め抜いたU-16代表候補が3-0で勝った。

 アジアカップ予選まであと3か月。U-16代表候補はすでに核になってきている選手がいることも確かだが、今回の合宿メンバーの中にはルーマニア遠征、インターナショナルドリームカップメンバーとの差がほとんどないことを示した選手もいる。「この4日間かなり濃密だった。自分が変わるというか成長するきっかけにしてほしい」(森山監督)という4日間。指揮官から「常に自分自身をプロデュースしなさい」とメッセージを受けた選手たちは、代表チームの基準を忘れずにトレーニングを続け、公式戦などで「変わったこと」「アジアで戦える力があること」をアピールする。
前半34分、U-16日本代表候補FW山崎遥稀(鳥栖U-18)が右足で先制ゴール
(取材・文 吉田太郎)

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