天皇杯初ドロワーの川口能活氏、“疑惑解消”に一安心「ボールは常温でした」
ゲキサカ / 2022年7月15日 18時1分
日本サッカー協会(JFA)は15日、第102回天皇杯準々決勝以降の組み合わせ抽選会を行った。すでに前回王者の浦和レッズ、現在Jリーグ上位の川崎フロンターレと横浜F・マリノスが敗退した波乱の大会。現在J1リーグ2位で本命とみられる鹿島アントラーズは準々決勝でヴィッセル神戸との対戦が決まった。
その他、準々決勝のカードはアビスパ福岡対ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.対東京ヴェルディまたはジュビロ磐田、セレッソ大阪対サンフレッチェ広島に決まった。(※新型コロナウイルスの影響により未消化の4回戦・東京V対磐田は7月20日に味の素スタジアムで開催)
ドロワーを務めた元日本代表の川口能活氏は鹿島対神戸、C大阪対広島のJ1リーグ対決を注目カードに挙げた一方、流通経済大の指揮官を務める中野雄二天皇杯実施委員長は、一昨季同大でコーチを務めたチョウ・キジェ氏率いる京都と同大出身のMF満田誠が主軸を担う広島のインテンシティを高く評価。「台風の目になる」と指摘した。また中野委員長は司会の播戸竜二氏、川口氏に「今からでも大学に入学してもらって、来年の天皇杯を一緒に目指せれば(笑)」と思わぬスカウトを切り出す一幕もあった。
また抽選会では川口氏が「天皇杯(の優勝)に縁のなかった自分がドロワーを務めさせていただけることを嬉しく思います」と述べつつ、「ボールが温かいのか、冷たいのか、疑惑がないと信じて引きます」と抽選操作にまつわる世界共通の“都市伝説”に冗談まじりに言及。大役を務めた後には「準々決勝からいきなり強豪同士の組み合わせになり、責任を感じた」と苦笑いで振り返りつつ、「ボールは常温でした」とホッとした様子で話した。
【準々決勝】
9月7日(水)
[a]福岡 vs 甲府
[b]神戸 vs 鹿島
[c]京都 vs 東京Vor磐田
[d]C大阪 vs 広島
【準決勝】
10月5日(水)
[a]の勝者 vs [b]の勝者
[c]の勝者 vs [d]の勝者
【決勝】
10月16日(日)
[日産ス]
●第102回天皇杯特集ページ
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