[MOM806]大阪学院大MF山田力也(4年)_3大会ぶり決勝進出弾、守備職人が見出した“新しい自分”
ゲキサカ / 2022年7月17日 7時30分
[7.14 第45回 第51回 関西学生サッカー選手権大会準決勝 大阪学院大2-1関西福祉大 ヤンマースタジアム長居]
今季のリーグ戦では11位と結果を出せずにいた大阪学院大だが、関西選手権では躍進。實好礼忠監督も「ボールを持ちながらゴールに向かっていくことで、チャンスを作れたのが成長」と話す。リーグ9試合で26失点と噛み合わなかった守備も、関西選手権の4試合ではわずか1失点と粘り強く勝ちきれるようになった。
準決勝・関西福祉大戦では前半に2点先取したものの、後半は相手にペースを握られて攻め込まれる場面が続いた。守備ラインに潜り込んでくる関福大の攻撃に対し、GK梅田陸空(4年=大阪学院大高)を中心にしのぎきり、3大会ぶりの決勝進出をつかんだ。
決勝点となった2点目を決めたのは、ボランチの山田力也(4年=大阪学院大高)だ。「(國分)龍司(4年=G大阪ユース)からボールが入って、シュートを打とうと決めてました。思いどおりのところにボールを止められなかったんですけど、巻きシュートは考えてなかったです。そんなシュート決めるキャラじゃないんで、びっくりしたっていうか」と予想以上のゴラッソに笑顔を見せる。
以前は守備に重きを置く動きをタスクとされていた山田だが、實好監督からは攻守両方の量を増やすよう要求されている。前を追い越す動きを出して、攻撃にも絡むという求められているプレーが関西選手権では発揮され、準々決勝・関西学院大戦でも山田が奪ってからの展開が先制点に結びついた。ゴールへ直結する動きを増やしながらも、持ち味である守備ももちろん怠らず、「新しい自分っていう感じです」と、プレーの幅が広がったことに手応えも十分感じている。
関西で優勝し、全国大会で結果を残すためにはまだまだ足りない部分もある。實好監督が「動かすクオリティや、相手を動かしながらの攻撃、奇妙で複雑なサッカーをしていきたい」と目指すサッカーを実現するためにも、攻守での山田の活躍は欠かせない。派手さはないがタフにチームを支える職人が、目標へ向かって努力を積み重ねていく。
(取材・文 蟹江恭代)●第100回関西学生L特集
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