パリSGは25名全員登場! メッシ、ネイマールらが超満員1万3370人サポーターの前で躍動! 20日川崎F戦前に公開練習

パリSGが公開練習を行った

　27年ぶりのジャパンツアーを始動させたパリSGは18日、秩父宮ラグビー場で公開トレーニングを実施。多くのサポーターに見守られる中、FWリオネル・メッシ、FWネイマール、FWキリアン・ムバッペらメンバー25名が約1時間半ほど汗を流した。同クラブは20日に国立競技場で川崎フロンターレと対戦する。

　パリSGの面々は17日に来日。1995年以来となる27年ぶり2度目のジャパンツアーをスタートさせた。20日に国立競技場で川崎Fと、23日に埼玉スタジアム2002で浦和レッズと、25日にパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦。それに合わせて、クラブはさまざまなイベントを実施している。18日には秩父宮ラグビー場で、24日にはパナソニックスタジアム吹田で、多くのサポーターをスタンドに招いて公開練習を行った。

　秩父宮ラグビー場の開放されたスタンドを1万3370人のサポーターが埋め尽くす中、公開練習は予定時間から10分遅れてスタート。ピッチを一周するだけで会場は大盛り上がりを見せた。メッシ、ネイマール、DFセルヒオ・ラモス、MFマルコ・ベッラッティらフィールドプレーヤー21人は観客席の近くでボールを使ったウォーミングアップ。GKケイラー・ナバス、GKジャンルイジ・ドンナルンマらGK4人は逆サイドでGK練習に励んだ。

　10分ほどのウォーミングアップを終えると、青と赤のビブスで分かれ、5対5の鳥かごを行う。練習が終わるたびにスタンドは拍手喝采。その後はピッチを狭めながら11対11を実施。メッシ、ネイマール、ムバッペら主力は赤のビブスを着用した。

　主力組と思われる赤ビブス組は、GK入れ替わりの3-4-3の布陣。3バックは左からDFプレスネル・キンペンベ、DFマルキーニョス、DFセルヒオ・ラモスが並ぶ。ボランチはMFビティーニャとMFイドリッサ・ゲイェ。左WBはDFヌーノ・メンデス、右WBはDFアクラフ・ハキミを配置する。前線3枚はムバッペ、メッシ、ネイマールが流動的に動いた。

　主力の赤ビブス組は途中でメンバーを入れ替え。MFマルコ・ベッラッティ、MFレアンドロ・パレデス、DFフアン・ベルナト、MFパブロ・サラビアらが入る。唯一の得点は、終盤に決まる。ビブス赤組が右サイドから細かいパスワークで突破を図り、PA手前のメッシがPA左にスルーパス。走り込んだベルナトからのダイレクトパスをサラビアが沈めた。約30分ほどで実戦練習は終了した。