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猶本光が2点演出! なでしこJが台湾に4発快勝でE-1連覇に王手、4選手がA代表デビュー飾る

ゲキサカ / 2022年7月23日 20時12分

なでしこジャパンが台湾に快勝

[7.23 E-1選手権第2節 日本 4-1 台湾 カシマ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は23日、EAFF E-1サッカー選手権の第2戦でチャイニーズ・タイペイ(台湾)女子代表と対戦し、4ー1で勝利した。19日の韓国女子代表戦(○2-1)に続く連勝でE-1選手権2連覇に王手をかけた。

 池田太監督は韓国戦(○2-1)から先発メンバーを9人変更。DF林香奈絵、MF中嶋淑乃、FW井上綾香がA代表初出場となった。システムは韓国戦の4-2-3-1から4-4-2に変え、ゴールマウスにはGK平尾知佳。最終ラインは左からDF宮川麻都、林香、DF宝田沙織、DF清家貴子が並ぶ。ダブルボランチはMF三浦成美とMF猶本光が組み、左サイドに中嶋、右サイドに井上。2トップにはFW上野真実とFW千葉玲海菜が入った。

 対する台湾は、4-4-2のフォーメーションを採用。試合立ち上がりから前へのアグレッシブさを見せ、日本ゴールを脅かした。すると前半8分、先にスコアを動かしたのは台湾。右サイドのコーナーキックをMFチェン・イェンピンが左足で入れると、ボールは飛び出したGK平尾の頭上を越えてファーサイドへ。走り込んだDFスー・シンユンが頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 1点を追う日本は前半14分、右サイドのコーナーキックで変化をつける。キッカーを務めた猶本が、マイナス気味のグラウンダーのボールでニアサイドに構えた相手選手の間を通すと、ほとんどの選手がゴール前に走り込む中、上野一人だけがPKスポットのあたりに。しかし、右足で放ったシュートは台湾のGKツァイに防がれた。

 それでも、その流れから再び得たコーナーキックで試合を振り出しに戻す。前半14分、右サイドのコーナーキックを猶本が入れると、ニアサイドに走り込んだ千葉がヘディング弾。ゴール左に流し込むようなシュートは、クロスバー、ポストに当たりゴールへと吸い込まれていった。

 次の1点を狙うべく、攻勢を強める日本。前半16分には右サイドをワン・ツーで抜け出した猶本のクロスに中嶋が頭で合わせたが、シュートは大きく枠を外れる。同23分には、上野がハーフライン付近で奪われたボールを自らカット。そのボールを拾った千葉がドリブルで持ち込むも、左足で放ったシュートはゴール右に外れていった。

 前半29分には、猶本が中央から縦に入れたボールを上野がフリック。抜け出した千葉がGKとの一対一を迎えたが、決めきることができない。すると、同37分に日本にアクシデント。デビュー戦となった林香が負傷により、プレー続行不可能に。DF高平実憂がピッチに送り込まれ、こちらもA代表初出場となった。

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