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杉岡大暉が感じた“即興”の必要性「個人戦術でできる部分もある」

ゲキサカ / 2022年7月25日 12時16分

中国戦に途中出場したDF杉岡大暉

 0-0のスコアレスドローに終わった24日の中国戦から一夜明け、日本代表DF杉岡大暉(湘南)がオンラインで報道陣の取材に応じ、改めて悔しさをにじませた。

 19日の香港戦(○6-0)にフル出場した杉岡は後半17分から左サイドバックで途中出場。「0-0の中で入って、どうにかリズムを変えようと思ったけど、引いた相手になかなか効果的なプレーができなかったかなと思う」と、5バックで守備を固める相手を最後までこじ開けられなかった。

「自分が中に入って外で1対1を仕掛けさせるとか、逆に僕が開いてサイドバックを絞らせるとか、そういう連係を意識していたけど、相手を困惑させることはあまりできていなかった。そこはチームというより、個人戦術でできる部分もある。連動したところをもっと出さないといけない」

 代表経験の少ない国内組の編成で、集合から試合までの準備期間もほとんどなかった。限られた時間でチームとしての完成度を高めるのが難しい以上、「チームというより個人同士、2、3人のグループでその場でやっていかないと難しいなというのは感じている」と“即興”の必要性も説く。

 27日の韓国戦に勝てば4大会ぶりの優勝が決まるが、引き分け以下なら韓国に4連覇を許すことになる。杉岡は「韓国は強度が高くて、最終予選に出場した選手も何人かいる。この大会もしっかり勝っているし、自分たちも負けないように、しっかり勝って優勝を決めたい」と意気込んだ。
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