注目対決は履正社が会心の内容で快勝。FW福田&MF大迫擁する神村学園は初戦敗退に
ゲキサカ / 2022年7月25日 20時16分
[7.25 インターハイ2回戦 神村学園高 0-2 履正社高 徳島市球技場第2競技場]
令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技は25日、2回戦を行った。前回大会8強の神村学園高(鹿児島)と履正社高(大阪1)が対戦。2回戦屈指の好カードは履正社が2-0で勝ち、3回戦進出を決めている。
プリンスリーグ九州で無敗首位の神村学園は4-4-2システム。GK広川豪琉(3年)、右SB有馬康汰(2年)、CB大川翔(3年)、CB中江小次郎(3年)、U-16代表候補左SB吉永夢希(2年)、ダブルボランチがC大阪内定のMF大迫塁主将(3年)と笠置潤(3年)、右SH積歩門(3年)、左SH西村羽琉(3年)、2トップはU-16日本代表FW名和田我空(1年)と前回大会得点王でU-19日本代表候補のFW福田師王(3年)がコンビを組んだ。
一方、プレミアリーグWESTの履正社はGKジョン・カミィ・信バー(3年)、U-17代表歴を持つ左SB西坂斗和(3年)、CB加藤日向(3年)、CB東尾大空(3年)、右SB森田夢生(2年)、中盤は徳山亮伍(3年)と小田村優希(3年)のダブルボランチで、左SHがU-17高校選抜の名願斗哉(3年)、右SH川端元(3年)、2トップは梶並笑顔(3年)と古田和之介(3年)主将が並んだ。
ファーストチャンスは履正社。前半4分、縦パスで抜け出した古田の右足シュートが左ポストをかすめる。その履正社は神村学園のポゼンションを封鎖。パスコースを限定し、切り替えも非常に速い履正社は相手の注目エース福田はおろか、司令塔の大迫、笠置のダブルボランチにも自由にボールを持たせない。
そして、奪ったボールをテンポ良くサイドへ繋ぎ、左サイドの西坂、名願の突破力も活かしてゴール前のシーンを作り出す。神村学園は前半15分にクリアボールを繋いでから積の放った右足シュートがゴールを捉えるが、履正社GKジョンがファインセーブ。前半35+3分には右クロスのこぼれから決定機を迎えたが、履正社はゴールカバーした東尾がクリアしてスコアは動かない。
神村学園は後半開始からFW西丸道人(2年)、履正社もFW河野朔也(2年)をピッチへ送り出す。後半立ち上がり、履正社がプッシュする。3分、名願が左サイドを個で攻略してクロス。川端のヘッドは枠上へ外れ、直後に名願と西坂で左サイドを攻略したシーンも古田のシュートがGK広川のファインセーブに阻まれた。
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