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敵将は“高体連の手本”と称賛、米子北が四中工に粘り勝ち8強入り

ゲキサカ / 2022年7月27日 0時54分

 試合が振り出しに戻ったタイミングで、先に動いたのは米子北だった。後半21分にMF長谷川暖(3年)とFW森田尚人(2年)を同時に投入すると、この策が見事にハマる。26分に右サイドから中井が上げたクロスは中央と合わなかったが、ファーサイドに入った森田が合わせて、勝ち越しに成功。「前に2枚大きい選手を入れてきたので、警戒していたのですが、クロス対応や一歩寄せる部分が甘かった」とDF野崎竣太郎(3年)が悔やんだ、この一撃が決勝点となり、米子北が2-1で勝利した。

 試合後、米子北の中村監督は「向こうは3試合目で、昨日は38度ぐらいの中でやっていた。足が止まるんじゃないかと思っていたけど、四中工魂というか、なかなか足が止まらなかった。それでも粘って勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 今年は思い通りにチーム作りが進まず、不安もあった米子北だが、いざインターハイが始まると例年通りの力強い試合展開を繰り広げる。「チームが一つにまとまってきたなという感覚はある。最初はバラバラで、コミュニケーションがとれていない部分があった。でも、最近は遠征へ行けるようになり、試合を重ねるうちに仲が深まった。そこで絆とかチームワークが生まれて、今のチームに繋がっている」と口にするのは野田だ。準優勝で終わった昨年のインターハイを経験している選手も多く、リベンジにかける想いも強い。準々決勝も苦しい戦いが予想されるが、米子北らしく一丸となって粘り強く白星を引き寄せる。

(取材・文 森田将義)●【特設】高校総体2022

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