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ポイントとなった序盤の攻防…地力の高さ見せた大津、関大北陽を振り切って8強へ!!

ゲキサカ / 2022年7月27日 6時43分

3点目のPKだけでなく、チームプレーも光った大津高FW小林俊瑛(3年)

[7.26 インターハイ3回戦 大津 3-1 関大北陽 徳島スポーツビレッジピッチC]

 大津高(熊本)が地力の高さを見せての8強入りとなった。令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)は26日、3回戦を行い、大津と関西大北陽高(大阪2)が対戦。序盤から得点を重ねた大津が、関大北陽の反撃を振り切って準々決勝進出を決めた。

 両校の監督・選手が試合のポイントとして挙げたのは試合序盤の攻防だった。関大北陽の矢田竜之監督は悔しさを滲ませながら、こう振り返った。

「立ち上がりの10分に、セットプレーとクロスからの攻撃を受けて失点してしまい、それがその後まで響いた」

 開始早々の流れはむしろ関大北陽だった。得意のカウンターから好機も作っていたが、「経験のあるチームとの差が出た」(矢田監督)のはこの後の時間帯だった。

 まずは前半7分、大津DF田辺幸久(2年)のロングスローをU-19日本代表の長身FW小林俊瑛(3年)が競り、こぼれ球をFW山下基成(3年)が抜け目なく押し込んで大津が先制点を奪い取る。さらに続く同10分にも左からシンプルに入ったクロスボールをファーサイドでフリーになっていたMF中馬颯太(3年)が、巧みなコントロールからのシュートを沈めて2点を奪い取った。さらに同26分にはPKから小林が決めて大津がリードを広げて折り返し。関大北陽にとっては、なんとも苦い流れの前半だった。

 だがハーフタイムを経た後半は攻守逆転。関大北陽が「さすがは大阪を勝ち残ったチームだけあって楽には勝たせてもらえなかった」と大津・山城朋大監督に舌を巻かせる戦いぶりを披露することになる。

 ハーフタイムにDF大平直哉(3年)、FW亀井文貴(3年)を投入した関大北陽は後半開始と同時にギアを上げて大津に圧力をかけ続ける。MF村田将太(3年)の得点で1点を返し、その後も左サイドのMF栗野優吾(3年)のアグレッシブな攻撃などでペースを掴み、大津のシュートを後半0本に抑え込む戦いで大阪代表としての地力を見せ付けていった。

 だが対する大津も、守勢に回りながらも崩れない強さを見せる。GK西星哉(3年)から前線の選手たちまでが粘り強く対応し、1失点を許してからは追加点を与えずに3-1で逃げ切り。惜しくも敗れた昨年に続く8強入りを果たした。

(取材・文 川端暁彦)●【特設】高校総体2022

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